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2010年12月20日のブックマーク (6件)

  • 『プルーストを読む』を読む - Arisanのノート

    プルーストを読む ―『失われた時を求めて』の世界 (集英社新書) 作者: 鈴木道彦出版社/メーカー: 集英社発売日: 2002/12/17メディア: 新書購入: 5人 クリック: 23回この商品を含むブログ (24件) を見る このを読んでいて、一番戸惑いを感じたのは、たとえば次のような箇所だ。 これは、この小説の「語り手」による、社交界の生活の辛らつな描写に関する指摘である。 語り手はこういうときに、いちいち上流社交人の教養の無さを指摘するわけではない。むしろ彼らの言動を淡々と伝えるだけだ。そしてこれは作者プルーストの立場でもあるけれども、憧れを持って入りこんで行った環境のなかにあらわれる人々の滑稽な側面を、彼は異常なくらいの熱意をこめて描く。つまり外部から「フォーブール・サン=ジェルマン」を裁断するのではなくて、一種の共犯的な批判者として、華やかな世界の持つ醜さを、愛情をこめて紹介す

    quagma
    quagma 2010/12/20
    たまたま私も同じ本を本棚から引っ張り出して読んでたところだった(ちなみに、出版は8年前)のでびっくりした。
  • 「国民」の戦争責任について - Apeman’s diary

    cf. http://matsuo-tadasu.ptu.jp/essay__101212.html , http://matsuo-tadasu.ptu.jp/essay__101215.html 多くの民衆は、戦争と敗戦にいたる過程を「ダマサレタ」という論理でとらえて納得したが、そこには戦争責任をみずからのものとする意識が欠落しているとともに、旧い価値とのふかい内面的な対決を経ないままに、いち早くあたらしい価値を受容してゆく姿態が表現されていた。 どうです? 1990年代の匂いがぷんぷんしませんか? アイデンティティ・ポリティックスにうつつを抜かすクサレ文化左翼の言いそうなことじゃないですか? 出典は1971年刊の『講座日史8』(東京大学出版界)が初出の、安丸良夫著「戦後イデオロギー論」(『日ナショナリズムの前夜 国家・民衆・宗教』、洋泉社MC新書、263ページ)。ちなみに「階級」

    「国民」の戦争責任について - Apeman’s diary
    quagma
    quagma 2010/12/20
    コメント欄も。
  • 努力? - Living, Loving, Thinking, Again

    http://d.hatena.ne.jp/satosuke-428125/20101216/1292447439 堀井憲一郎『若者殺しの時代』というに基づいて、所謂「バブル」の時代を語っているのだが、ちょっと気になった点が幾つかあった。因みに、堀井氏のこのは読んでいない。 戦後の高度経済成長期を経て、バブル経済へと豊かで元気だった日。まだまだ成長していける、坂の上の雲(@司馬遼太郎)まで登りつめようとばかり、貪欲に富を得ていったのだ。しかし終焉を迎えたとき、当然不況に入り、次第に虚無感が生み出していく。 『一杯のかけそば』は、貧乏な一家がそば屋で、一杯のそばを家族で分け合ってべる。何年かして、一家の子供は医者や弁護士になって成長し、そば屋に行くという物語だ。 「貧しさは努力によって克服でき、貧乏生活はいずれ逆転できる」と信じられてきた時代に生まれた物語。これが中流社会への礎となり

    努力? - Living, Loving, Thinking, Again
  • NIKKEI STYLEは次のステージに

    キャリア、転職、人材育成のヒントを提供してきた「リスキリング」チャンネルは新生「NIKKEIリスキリング」としてスタート。 ビジネスパーソンのためのファッション情報を集めた「Men’s Fashion」チャンネルは「THE NIKKEI MAGAZINE」デジタル版に進化しました。 その他のチャンネルはお休みし、公開コンテンツのほとんどは「日経電子版」ならびに課題解決型サイト「日経BizGate」で引き続きご覧いただけます。

    NIKKEI STYLEは次のステージに
  • TVタックルの収録がありました。 - かけある記

    今日は久しぶりのTVタックルの収録でTV朝日へ。庶民50名の皆さんと国会議員が討論という企画で、商店街、TPP、与那国への自衛隊配備、中小企業の問題などがテーマになりました。放送は12月20日の午後7時から10時で、私の出演は後半の第二部です。 庶民の怒りの発言が番組の中心なので、こちらはもっぱら聞き役に。でも、商店主、農家、与那国島の住民や主婦の皆さんなど、鋭い指摘が次々に出されて感心しながら、勉強させていただいた感じです。 「こんなに問題山積なのに、民主党は小沢氏をめぐってゴタゴタしてる場合かっ!」という指摘を受けて、「政権交代は失敗だった」という方と「自民党に戻ったほうがいい」という方が半々。大竹まことさんが「じゃあ共産党政権がいいと思う人は?」と聞いたら電光掲示板は"ゼロ"。私は思わず頭を抱えましたが、収録が終わったら、「私はボタン押したんだけど」という方も。調べてもらったら装置の

    quagma
    quagma 2010/12/20
    "「じゃあ共産党政権がいいと思う人は?」と聞いたら電光掲示板はゼロ。""収録が終わったら、「私はボタン押したんだけど」という方も。調べてもらったら装置の故障で10が0になったという"
  • 「都条例可決を受けて、赤松健先生のツイート」についてのmojimojiさんのツイート

    タイトル長いよう。 Togetter-「都条例可決を受けて、赤松健先生のツイート」( http://togetter.com/li/79541 )についてのid:mojimoji_xさんのツイートに感銘を受けたのでまとめておきました。 あ、mojimojiさんより「無駄に攻撃的なのは「赤松氏ではない誰か」を念頭においてるせいです」というコメントをいただいておりますので、ご注意いただけるとさいわいです。 --- 続きを読む

    「都条例可決を受けて、赤松健先生のツイート」についてのmojimojiさんのツイート