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ブックマーク / sumita-m.hatenadiary.com (10)

  • ホブズボーム語る - Living, Loving, Thinking, Again

    Tristram Hunt*1 “Eric Hobsbawm: a conversation about Marx, student riots, the new Left, and the Milibands” http://www.guardian.co.uk/books/2011/jan/16/eric-hobsbawm-tristram-hunt-marx 93歳にして最近新著How to Change the World: Tales of Marx and Marxismが出たばかりの、マルクス主義歴史学者というか、世界左翼界最長老のひとりであるエリック・ホブズボーム氏へのインタヴュー。インタヴュアのTristram Hunt氏は現在労働党の国会議員。 Hunt氏はこのインタヴューの前提としての2007年以降のマルクスを巡る情況を以下のように記している; Suddenly, M

    ホブズボーム語る - Living, Loving, Thinking, Again
  • エミリーもいるしなど - Living, Loving, Thinking, Again

    http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2011/01/post-5a5f.htmlのコメント欄で「哲学の味方」という人が アメリカは、実際には、ヨーロッパに比べて女性の平等化は進んでおらず、それだけにフェミニズムもヨーロッパよりも戦闘的になるのではないでしょうか。私はフェミニズムにはあまり詳しくないので、印象に過ぎませんが。女性への社会的評価は、ヨーロッパの方がアメリカよりも、昔から高めだったように思います。このブログでは、とても唐突な議論になるかと思いますが、私は、文学についてそういう印象を持っています。イギリスには、ジェーン・オースティン、ブロンテ姉妹、アガサ・クリスティ、ヴァージニア・ウルフなど、フランスにはマルグリット・ユルスナール、マルグリット・デュラスなど、少し文学好きの人なら、たちどころに名前のあがる女性作家がいますが、アメリカ

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  • 努力? - Living, Loving, Thinking, Again

    http://d.hatena.ne.jp/satosuke-428125/20101216/1292447439 堀井憲一郎『若者殺しの時代』というに基づいて、所謂「バブル」の時代を語っているのだが、ちょっと気になった点が幾つかあった。因みに、堀井氏のこのは読んでいない。 戦後の高度経済成長期を経て、バブル経済へと豊かで元気だった日。まだまだ成長していける、坂の上の雲(@司馬遼太郎)まで登りつめようとばかり、貪欲に富を得ていったのだ。しかし終焉を迎えたとき、当然不況に入り、次第に虚無感が生み出していく。 『一杯のかけそば』は、貧乏な一家がそば屋で、一杯のそばを家族で分け合ってべる。何年かして、一家の子供は医者や弁護士になって成長し、そば屋に行くという物語だ。 「貧しさは努力によって克服でき、貧乏生活はいずれ逆転できる」と信じられてきた時代に生まれた物語。これが中流社会への礎となり

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  • 金井美恵子on WWE - Living, Loving, Thinking, Again

    目白雑録 2 (朝日文庫) 作者: 金井美恵子出版社/メーカー: 朝日新聞出版発売日: 2009/07/07メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 21回この商品を含むブログ (25件) を見る 金井美恵子『目白雑録2』*1から。金井先生初めてWWEの試合を見に行くの巻(「大久保の桃、その他1」); なにしろ生まれて初めて見るものなので、全体像は把握できないものの、ごく単純なストーリーのラインがあるらしく、カウボーイ・ハットを被って登場するジェリー・リュイスとトラボルタを混ぜたようなプロレスラーが卑怯でコミカルな悪役*2らしく、大巨人という巨大なレスラーとの対決を口先で言いくるめて逃れておきながら、もう一方の敵のグループと結託して、リング脇の鉄製の会談で大巨人をめった打ちにやっつけたと思っていると、いつの間にか『ミカド』や『マダム・バタフライ』の初演時の衣装のようなキモノを着た白塗りのヒ

    金井美恵子on WWE - Living, Loving, Thinking, Again
    quagma
    quagma 2010/09/18
    ”アメリカの高級系ではないエンターテインメントの底の浅さの魅力にはあきれてしまった”金井美恵子すごいなー、面白いなー。
  • 金子洋一問題(取り敢えずメモ) - Living, Loving, Thinking, Again

    http://blog.guts-kaneko.com/2007/06/post_298.php(Cited in http://d.hatena.ne.jp/Apeman/20100820/p3) 「米国下院で可決された従軍慰安婦決議」*1について曰く、「日にいわれのない謝罪を求めるこの従軍慰安婦決議は、米国民主主義の歴史に汚名を残したものです」と。金子洋一が歴史修正主義者の一味であることはクリアになった。さて、私は一度だけ金子洋一について肯定的に言及している*2。伊藤隆敏氏の日銀副総裁選出を民主党が拒絶したということがあって、金子洋一が経済学的にはまっとうな根拠で自らの党の方針に逆らって伊藤氏を擁護したということがあったからだ。その時点で、金子の「従軍慰安婦」を巡る発言はチェックしていなかった。知っていたら、何らかの但し書きを付していただろう。勿論、金子の日銀副総裁問題についての発言

    金子洋一問題(取り敢えずメモ) - Living, Loving, Thinking, Again
  • プログレ復権@UK - Living, Loving, Thinking, Again

    Alexis Petridis “Go back to go forward: the resurgence of prog rock” http://www.guardian.co.uk/music/2010/jul/22/prog-rock-genesis-rush-mostly-autumn 英国において、あの1970年代の亡霊、プログレッシヴ・ロックが復権しているという話。BBCでのドキュメンタリーProg Britanniaの放映。Jerry Ewingによって創刊されたプログレ専門誌Classic Rock: Progの売れ行きが好調であること。等々。 さて、 One hesitates to say prog is back in fashion only because prog was never really in fashion in the first place.

    プログレ復権@UK - Living, Loving, Thinking, Again
    quagma
    quagma 2010/07/29
    "今日のプログレ復権の前兆となったのは2000年におけるRadioheadのOk Computerのリリースであったという"←やっぱり?Paranoid Andoroid聴いて「プログレみたい」って言って怪訝な顔されたけど、そんな的外れじゃなかったようだ。
  • アスリートと政治 - Living, Loving, Thinking, Again

    承前*1 冷泉彰彦*2「スポーツ選手の大量立候補に思う」http://newsweekjapan.jp/reizei/2010/05/post-147.php 先ず、「スポーツ選手が政治家に転身するのは、個別のケースとしては悪いことではないと思います」という。また、この人たちは「コミュニケーション能力」 においても優れたところがあるという。しかし、日において各政党が「スポーツ選手」を候補者として相継いで擁立していることに対しては懐疑的である。曰く、 ただ、あまりスポーツ選手ばかり擁立されるというのも問題です。何と言っても日の場合は、職業政治家になるためのキチンとした教育機関というものがなさすぎます。官僚経験というOJTで「組織としての自己流の生存能」を身につけた人、あるいは「上昇志向先行型」の雰囲気を濃厚に持った「私塾」出身の人が目立つぐらいで、ホンモノの金融政策とか公共サービスなど

    アスリートと政治 - Living, Loving, Thinking, Again
    quagma
    quagma 2010/05/17
    ”優れた「職業政治家」を望む心性に〈名君〉による善政を望む封建社会の民の心性と共通するところがあるかないかを疑うべき”
  • 犬の起源 - Living, Loving, Thinking, Again

    NICHOLAS WADE “New Finding Puts Origins of Dogs in Middle East” http://www.nytimes.com/2010/03/18/science/18dogs.html 犬の起源は中東における狼の家畜化。 A research team led by Bridgett M. vonHoldt and Robert K. Wayne of the University of California, Los Angeles, has analyzed a large collection of wolf and dog genomes from around the world. Scanning for similar runs of DNA, the researchers found that the Middle Eas

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  • 「腐った枝」 - Living, Loving, Thinking, Again

    承前*1 『朝日』の記事; 阿久根市長「腐った枝、刈らないと」 障害者の記述巡り(1/2ページ) 2009年12月22日1時40分 自身のブログに「高度医療のおかげで機能障害を持ったのを生き残らせている」と記述し、障害者団体などから批判を浴びた鹿児島県阿久根市の竹原信一市長が21日、福岡市内での講演でこの話題に触れ、「木の枝の先が腐れば切り落とす。そうしないといけない」「表現として厳しいが刈り込む作業をしないと全体が死ぬ」などと発言した。 講演後の記者会見で竹原市長は「『腐った木』とは障害者を指したのか」と聞かれ、「違う」と否定。「どういう意味だったのか」と繰り返し質問を受けたが、「答えない」「新聞は言葉狩り」などと言って回答を拒んだ。 講演会は、福岡市内の民間信用調査会社が企画。集まった会社経営者ら約20人を前に、竹原市長は約40分間、マイクを握った。 講演では障害者に関する記述について

    「腐った枝」 - Living, Loving, Thinking, Again
    quagma
    quagma 2009/12/22
    引用されている小泉義之の文章が素晴らしい。”生来の障害者は、生体として捉えるなら、何も欠けるところはないし、何も余るところはない。欠如も過剰もない。”
  • グールドがしかとされて? - Living, Loving, Thinking, Again

    http://blog.tatsuru.com/2009/12/08_1204.php 「辺境」*1ネタの一環として、内田樹氏曰く、 私はほんとうに受け売りだけでご飯をべているようなものである。 しかし、この「受け売り屋」というありようを私は日の知識人の態的なかたちではないかと思っているのである。 「外来の知見」に「ほほ〜」と仰天し、それを換骨奪胎加工調味して「ぱちもん」を作り、廉価で読者のみなさまに頒布する。 業にお忙しくて、なかなかむずかしいにまで手が回らない人々のために、『千早ぶる』の大家さんのようなリーダブルな解釈を加える人たちがそこここにいるという社会は珍しい。 私などは『千早ぶる』の解釈を専業にした「大家さん」のようなものである(「大家」さんはちゃんと店賃の取り立てとか、店子の夫婦げんかの仲裁とかしているけれど、私はそれもしていない)。 こういう業態はヨーロッパのよう

    グールドがしかとされて? - Living, Loving, Thinking, Again
    quagma
    quagma 2009/12/14
    スティーヴン.J.グールドは素晴らしい。私も大好き。
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