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考察に関するquatrosheのブックマーク (8)

  • 日本人は「何の役にも立たないこと」にもっと寛容になろう - センス・オブ・ワンダラー

    考え方日借りてきたG.H.ハーディの「ある数学者の生涯と弁明」。これはもうほんとに読むのが楽しみ。ハーディといえばラマヌジャンを連想する人もいるかもしれないけど、たしかにハーディ自身、生涯最高の仕事を「ラマヌジャンの発見」と言ってるくらいだけど、ハーディってのはすごく面白い数学者。 おれが憧れてるハーディズムとでも言える生き方。それをものすごく身勝手に翻訳すると、実用や応用のためだけに何かをするのではなく純粋に楽しむためだけにそれをする、ということになる。ハーディは応用数学を美しくないものとして、純粋数学こそ美しいと言ってる。 ハーディは自分が研究している数学が実用されてしまうこと、応用されてしまうことをひどく嫌ってた。でも、その生涯の中で汚点が生じてしまう。生物学で用いられてるハーディ・ワインベルグの法則がそれ。生物学への重要な貢献であるにもかかわらず、ハーディはこれが気に入らなかった

  • 問:史上最も有名で、最も戦闘的だった統計学者は誰か? 答え:ナイチンゲール

    意志決定する人たちが数字に弱い。 基的に、四則計算しか/もできない。 かけ算割り算(それと按分ってやつ)に大小比較が、今でも最高の意志決定手段だったりする。 どれだけたくさんデータを集めても、平均値しか求めない(し知らない)。 かつて広大な領土を持つロシアでは、統計は非常に重要視された。 ほとんどのケースで「この目で見る」ことがかなわぬ状況で、統計の活用は(マイクロソフトのビル・ゲイツがそうだったように/例えば電気料金の詳細データから、照明がついている=それぞれの事務室が使用されているのべ時間を割り出し、各セクションの仕事の進捗具合や、人材の過不足を知った)、しゃぶりつくすまで徹底的に活用された。 でなければ、統治は不可能だった。 そのロシアとサルデーニャが組み、フランス、オスマン帝国およびイギリスを中心とした同盟軍と戦った。 戦闘地域はドナウ川周辺、クリミア半島、さらにはカムチャツカ半

    問:史上最も有名で、最も戦闘的だった統計学者は誰か? 答え:ナイチンゲール
  • 独学者とトンデモ説の親和性、または権威主義的性格について - 遠方からの手紙:楽天ブログ

    2009.10.25 独学者とトンデモ説の親和性、または権威主義的性格について (1) カテゴリ:ネット論 以前、サルトルの 『嘔吐』 に出てくる 「独学者」 なる人物にふれて、「サルトルの 『嘔吐』 をちらちらと読み返してみた」 なる雑文を書いたことがある。そこで引用した 『嘔吐』 の箇所をもう一度ひいてみる。なお、引用文中の 「彼」 とは、この 「独学者」 を指している。 彼は目で私に問いかける。私はうなづいて賛意を評するのだが、彼がいくらか失望したということ、彼が欲したのは、もっと熱狂的な賛同だったということを感じる。私に何ができようか。彼が私に言ったことのすべての中に、人からの借り物や引用をふと認めたとしても、それは私が悪いのだろうか。 言葉を質問形にするのは癖なのである。じっさいには断定を下しているのだ。優しさと臆病の漆は剥げ落ちた。彼がいつもの独学者であるとは思われない。彼の顔

    独学者とトンデモ説の親和性、または権威主義的性格について - 遠方からの手紙:楽天ブログ
  • 本当に一般人に科学常識は必要なのか。 - 小学校笑いぐさ日記

    ちょっと前に「科学リテラシークイズ」なるものがはてな周辺で話題になりまして。 「科学リテラシークイズ」(科学と生活のイーハトーヴ) 翻訳して解説までつけた労作。 お疲れ様です。 ……結構「この問題ってどうなのよ?」みたいな部分もあったわけですが、それはブックマークですでにあれこれ言われているようですのでさておきます。 その上で気になったのは、 「これってリテラシーか?」 という点。 学校の理科では、理科の学力を 「自然事象への関心・意欲・態度」 「科学的な思考・判断」 「観察・実験の技能・表現」 「自然事象についての知識・理解」 の4つの観点で評価します。 で、「科学リテラシー」ってのは、たぶん「思考・判断」だと思うんですけど。 でも、件のクイズって、「知識・理解」を問う問題になってる気がしたのです。 じゃあ、「思考・判断」を問う問題を自分で作ってみようじゃないか……なんて思ったりもしたの

    本当に一般人に科学常識は必要なのか。 - 小学校笑いぐさ日記
    quatroshe
    quatroshe 2009/09/22
     社会に出て使用頻度極貧の知識詰め込むより、小学校段階から認識論や科学哲学教育に時間割いた方が、個人にとって将来的社会的有用性は高いと思うが、単純詰め込み切り捨て主義者からは「ゆとり」批判されそうだ
  • 「国民をコントロールする方法」という格言に大きな反響 : らばQ

    「国民をコントロールする方法」という格言に大きな反響 国民を扇動する方法として使われてきた手法を、格言としてテキストにしたこちらの画像が話題を集めています。 「通常、民衆は戦争を望まないが、人々を指導者の言いなりにするのは簡単です。国が攻撃にさらされてると国民を煽りなさい。平和主義者のことを、国に危機をもたらし、愛国心がないと公然と非難しなさい。どの国でも同じように効果があります」 いろいろと考えさせられる一節ですが、海外サイトでは反響が大きくコメントも沸いていました。 一部抜粋してご紹介します。 ・真実だ。だが、分かるものだけに意味がある。 ・愛国心を人は勘違いしている。政府やリーダーについていくことを愛国心とは言わない。自分たちのベストを、欲し、行動し、信じることである。敷かれた道のみを歩いていくのは、単なるレミングス(集団ネズミ)に過ぎない。愛国心は政府を信用することではなく、自分の

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  • 圧倒的に生産性の高い人(サイエンティスト)の研究スタイル - ニューロサイエンスとマーケティングの間 - Being between Neuroscience and Marketing

    Leica M7, 90mm Tele-Elmarit F2.8, PN400N @Santa Monica, CA アメリカで研究するようになって最も驚いたことの一つは、日では考えられないほど生産性の高い研究者が存在することだ。 たとえば僕がローテーションして、最後までそこでdissertation work(博士論文のための研究、活動)をすることにするか迷っていたあるラボ。そこはポスドク、テクニシャンを含めて(註:undergraduate=学部生は殆どアメリカの研究室には居ない)たった5人でやっているにもかかわらず、毎年5-6ぐらいはペーパーを出し、ほぼ全て一流紙。多いときは年に2ネイチャーに出し,一は表紙になったりしていた(#)。 しかも良く日では見かける深夜も土日も働いて、朝はどちらかというと崩れ気味、みたいな重労働系の生活ではなく、普通に朝来て、「うーん今日は狂ったよ

    圧倒的に生産性の高い人(サイエンティスト)の研究スタイル - ニューロサイエンスとマーケティングの間 - Being between Neuroscience and Marketing
  • リバタリアン・パターナリズムと東浩紀の懸念 | FERMAT

    リバタリアン・パターナリズムと東浩紀の懸念 August 10, 2009 op-ed / commentary authorjunichi ikeda share tweet 東浩紀が週刊朝日の彼のコラムで、最近邦訳がでた、Cass Sunsteinの“Nudge(邦題:『実践行動経済学』)”に触れている。 『批評するココロ』 第14回 週刊朝日 2009年8月14日号 46頁 Libertarian paternalismでいわれることを形式だけとりだせば、選択設計(“choice architecture”)をきちんとすることで、合理的な選択を市民一人一人が行えるよう誘導することができる、というもの。 (Sunsteinの説くlibertarian paternalismについては、年初に書いたエントリーで触れているので、そちらも参照下さい)。 真性の自由主義者(libertaria

    リバタリアン・パターナリズムと東浩紀の懸念 | FERMAT
    quatroshe
    quatroshe 2009/08/11
     (2009.08.10)
  • オバマノミクスを支えるSunstein とLibertarian Paternalism? | FERMAT

    オバマノミクスを支えるSunstein とLibertarian Paternalism? January 08, 2009 op-ed / commentary authorjunichi ikeda share tweet WSJの速報で、現ハーバード・ロースクール教授のCass Sunsteinを、ホワイトハウス内にあって政府の各種規制の状況を監督する、Office of Information and Regulatory Affairsのトップに据えると伝えている。 Cass Sunsteinは、昨年ハーバードに移るまではシカゴ大学のロースクールにいた。そこで、講師を務めていたオバマと親交を深めており、大統領選出馬後もブレインの一人としてしばしば名前が挙がっていた。 Sunsteinのもともとの専門は(オバマ同様)アメリカ憲法だが、最近ではもっぱら「法と行動経済学」の主要な提唱者

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    quatroshe 2009/08/11
     (2009.01.08)
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