「榊」という文字は、同じ文字なのに使うソフトウェアによって「木示申」と「木ネ申」のどちらも表示されることがあります。それはなぜなのか、どちらかを明示する方法はあるのかを調べました。 まとめ・榊の字形には「木示申」と「木ネ申」がある。 ・JIS の標準が「木ネ申」から「木示申」に変化したため、使うフォントによって字形が異なる。 ・Unicode では、榊 (U+698A) の字形は使用言語によって異なる。日本語では「木示申」、中国語では「木ネ申」 ・Unicode では、「木示申」と「木ネ申」は異体字 (IVS) によっても明示できる。 「木ネ申」を明示的に表示させるには、 <span lang="zh">榊</span> U+698A U+E0100 U+698A U+E0102のいずれかでできる。ただし、結局は使用するフォントに依存する。 はじめに あるツイートがきっかけで、榊の特定の字
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