Open Source Guides Open source software is made by people just like you. Learn how to launch and grow your project.
力武さんがこういう記事を書いている。自分自身BSD界隈に関わって15年は経つし、コミュニティ運営についてはいろいろと経験を積んだつもりなので、意見を書いてみることにした。書いてみたらまとまりのない文章になってしまったけれど、残しておくことにする。 目的のないコミュニティは続かない 「コミュニティに参加している人の年齢が高くなって、そのうちなくなるんじゃないか」という懸念は、少なくともFreeBSDには当てはまらない。活動がなくなる開発者もいるが、若いcommitter(ソースコードの変更権限を持っている開発者)は定期的に入ってきていて、人材の流動性は入口も出口も高い。CSRGの時代に活躍していた人が最近になって開発に再参加するケースも増えた。これらは国際会議の運営などを通じて交流を深める努力をしている成果でもある。50代や60代でコードを書いて参加しているひとはたくさんいて、特別なことでは
Life with Web Browser Engine (Gecko, WebKit and etc), Mobile and etc. 自分がFirefox 26で直した話でSecurity Bugとしてマークされているのがあったんだけど、それの話。バグ自体は、CVE番号は振られているけどただのクラッシュなのでSecurity Advisoriesには載ってないものね。 今までもたまにSecurity bug自体は直してたり (面倒であればバグを登録。最近もした) するんだけど、ほとんどの場合はリリース版になっていないベータとかTrunkのものでの話のバグを直すことばかりなので現在のプロセスに疎いことがあるんだけど (今の日本のオフィスで働いている人達に、いまってこういうプロセスになってたって知ってた?って聞いたら、「えっ?」って言わたのは内緒)、こんな感じで対応する。 commit時
「オープンソースソフトウェア(OSS)」と聞いて、あなたがイメージするものはなんですか? 多くの人は Linux や Apache、Firefox といった成功した大規模なソフトウェア製品を思い浮かべることでしょう。 実は、ウェブ上でサービスを提供する会社のエンジニアたちは、これらとは別の種類のOSSを使って仕事をしています。このブログエントリでは、そのようなOSSを紹介し、それらがなぜ開発され使われているかを説明したいと思います。 ■ウェブ企業におけるOSS開発の実例と合理性 下の図は、Perl で記述される大規模ウェブアプリケーションの一般的な構成を示しています注1。このうち、「自社ロジック」と書かれているところ以外は、全てオープンソースとして開発/公開されているモジュール(ソフトウェア部品)です。各社のエンジニアが密接に協力しながら、ミドルウェアをオープンソースとして整備していること
先週、ドコモからHT-03AというAndroid端末が発売されました。これにより、サーバやデスクトップだけでなく、携帯電話でもオープンソースソフトウェアの恩恵がうけられるようになりました。スマートフォン端末ではiPhoneという優れたプロダクトが先行しているのですが、オープンソースで開発がしやすいAndoroid端末には、また違ったさまざまなアプリがたくさん出てくると思われます。私はまだ入手していないですが、いずれはi-mode端末から乗り換えるつもりでいます。しかし、携帯オープンソースプラットフォームの勃興期と言うことで、やはりというかなんというか、早速ライセンス周りのトラブルが起きているようです。どうも(株)エクスプレッソという会社の、お宿ナビというソフトウェアが、宿ろいどをまるっとそのまま流用して、その旨なにも書かれない上でリリースされていたらしく、宿ろいど側の作者さんが腹を立ててい
最近、「オープンソース」という言葉の意味を巡る論争が再燃したようだ。混乱が生じるのは、「オープンソース」という概念自体に、性格の異なる二つの要素が詰め込まれているからではないだろうか。 法的状態としてのオープンソース ソフトウェア開発の文脈における「オープンソース」という言葉は、あるガイドライン(「オープンソースの定義」)を満たしたライセンスの下で公開されているソフトウェア、という意味である。先行した「フリーソフトウェア」という概念の言い換えとして生まれたものだ。これを、「法的状態としてのオープンソース」と呼ぶことにしよう。 「オープンソースの定義」が試みているのは、ソフトウェアの第三者による利用、特に改変や配布に関して著作権者が課す条件に対し、一定の基準を設けるということである。これにより、法的状態としてのオープンソースが保証されているソフトウェアであれば、個別にはどのようなライセンスが
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