都内の保育園から子どもを引き取って帰宅する母親(2010年3月19日撮影、資料写真)。(c)AFP/Yoshikazu TSUNO 【3月26日 AFP】「親の分の朝食を用意してほしい」「学校でツメを切ってほしい」「毎朝子どもを起こしに来てほしい」――。こうした無理難題や理不尽な苦情を保育所や学校に突きつける、いわゆる「モンスターペアレント」が日本の社会問題となっている。 理不尽な要求に教職員のストレスがかつてないほど高まる中、ついに東京都は今月、教職員6万人以上を対象に、保護者との関わり方についてのハンドブックを配布することにした。問題をエスカレートさせないためには学校側の初期対応が重要で、保護者からの苦情の正当性にかかわらず、「適切な謝罪」をすることで保護者から共感を得られるなどの「コツ」が記されている。 ハンドブックを監修したクレーム対応アドバイザーの関根眞一(Shinichi Se
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