北アルプス登山は交通マナーも忘れずに――。今月13~15日の3連休に、北アルプスの登山口となる岐阜県高山市の新穂高温泉に登山者が車で乗り付け、違法駐車があふれた。県警は「緊急車両が通行できず、危険だ」として、20~23日の飛び石連休には取り締まりを強化することを予告し、マナーアップを呼びかけている。 新穂高温泉は標高2156メートルまで登る新穂高ロープウェイの駅がある。周辺には公営駐車場や民間の駐車場が約千台分あるがピーク時には足りなくなる。高山署によると、満車になっていなくても違法駐車が目立っているという。 同署は14日、110番通報を受け、翌日未明までに67台を取り締まった。内訳は関東21台、関西16台、東海北陸27台など。違反車は駅から約3キロ離れた市道まで続き、道路右側や交差点内にも夜通し並んでいた。違反車に貼る標章が足りなくなり、岐阜市の県警本部に取りに行ったという。 北アルプス
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