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2007年12月26日のブックマーク (2件)

  • 「世の中は変えられないから自分が変わる」という人は自分で檻を作って自分で檻に入っている - 赤の女王とお茶を

    といえるのかもしれません。女性に限らずね。 自分で檻を作って自分で檻に入った奇妙な獣 社会システムというものが権力によって構築されるとするならば、その仕組みは当然、権力を利するようになっているはず。 つまり権力を持たないものが単純にシステムに「適応」することは、権力者を直接間接に利することに他ならず、「自分の首を絞めている」と見ることも可能です。 そうはいっても、目の前の権力や強者やシステムに適応・迎合した方が都合がいいという判断は個人・短期のレベルでは十分にありえます。 クラスでは空気に合わせて道化を演じた方が居場所を確保できるし 職場ではサービス残業に励んだ方が上司の心象がいいし アメさんに成果主義といわれれば成果主義、フラット化といわれればフラット化を所与にしておいた方がいいだろう そして 男性がカネや権力を握っているなら、それを男性と奪い合うより共有する立場に立った方がトクだろう

    「世の中は変えられないから自分が変わる」という人は自分で檻を作って自分で檻に入っている - 赤の女王とお茶を
  • 第4回 もののけ姫とナウシカの問い

    宮崎駿監督のアニメ映画「千と千尋の神隠し」が,第75回アカデミー賞アニメーション映画部門においてオスカーを獲得した時のこと,ある後輩が面白さで気が狂わんばかりになって電話をかけてきた。 「米国人へのインタビューをやっていますから,すぐに見てください」。 慌ててスイッチをいれると,約1時間は腹が痛くて仕方ないほど笑わせてもらった。「千はなぜカオナシをやっつけなかったのか?」「千とハクはなぜラストシーンでキスをしなかったのか?」とか。どうやったらこんな質問が出てくるのだ?と思うような質問のオンパレード。件の後輩曰く「米国人にとっては,八百万の神々はモンスターに見えるのでしょうね」。 しかし,冷静になって考えると,これは笑ってばかりはいられない内容であった。「千と千尋」を見てさえ,かくのごとき疑問と感想が出てくるのが米国民なのである。だからこそ,国際社会においても,正義と悪とを明白に区分したがり

    第4回 もののけ姫とナウシカの問い