慰安婦問題で当時の朝日新聞記者が記事を捏造したと週刊文春などが書いたことに、朝日新聞社が「根拠なく決めつけた」として抗議した。しかし、ネット上などでは、当時の記事について厳しい声が出ている。 「大学教授転身がパー」。週刊文春とFLASHでは、当時朝日新聞記者として記事を書いた植村隆氏について、こんな話題で揶揄した。 「朝日の名誉と信用を著しく傷つけた」 週刊文春の2014年8月6日発売号によると、植村氏は朝日を早期退社して、4月から神戸松陰女子学院大学の教授になることになっていた。しかし、文春が2月6日号で教授就任の見通しを報じると、大学に批判が殺到した。そこで、大学側は、雇用契約を解消し、植村氏がこれに怒っているというものだ。 植村氏は現在、北海道内の大学で非常勤講師をしているという。 文春は、植村氏の記事が捏造と言えるほどの重大な誤りがあることが明らかだとし、「自らの捏造記事」などと表