福島第一原子力発電所 1 号機~3 号機の現状推定※ 平成 23 年 4 月 18 日 日本原子力学会「原子力安全」調査専門委員会 技術分析分科会 概要 ◎ 現在、 東京電力福島第一原子力発電所の各原子炉および使用済み燃料貯蔵プールは継続 的な注水を前提として、安定した状態にあると認められる。 ◎ 適切な冷却が続けられれば原子炉の安定状態を得ることができ、 今後、 大きな放射性物 質の放出を生じる可能性は徐々に小さくなるものと考えられる。 但し、 余震等のリスク に十分配慮し、 長期的に安定な冷却システムの構築と放射性物質の閉じ込め対策を行う 必要がある。 ◎ 冷却の継続、 冷却方法を多重化する努力など原子炉の安定状態を維持する努力が最優先 であるが、 同時に放射性物質に汚染された水が環境中へ漏えいしないようにすることも 重要である。 1. 一号機 (1)炉心状態 ・原子炉水位が大き
平成 23 年 3 月 16 日改訂3 東京電力福島第1/第2発電所の事故について 放射線のレベルについて(公表されている放射線量はどのような意味を持つのか) 社団法人日本原子力学会 ・ 3月15日午前10時に福島第1の3号機周辺で 400mSv(ミリシーベルト)/h と いう高い線量が計測された(1mSv=1000μSv) 。しかし、これは敷地内の局所的な 値であり、 敷地境界では15日午前9時に正門で観測された 11930μSv/h が最大で あす。 ・ ・ 3月15日午前9時に東京電力福島第1原子力発電所正門のモニタリングで測定され た 11930μSv(マイクロシーベルト)/h の意味を説明します。 Sv は放射線の人体への影響をはかる単位で、マイクロは 100 万分の 1 の意味です。 11930μSv(マイクロシーベルト)/h は、11930μSv(マイクロシーベルト)毎 時
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