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2011年8月25日のブックマーク (5件)

  • ツァップさんの最初の活字書体 | デザインの現場 小林章の「タイプディレクターの眼」

    9月の「Zapf 展」準備も整ってきました。図録解説とかほんとうに手が込んでいて、カリグラフィと活字制作の展示物の細かな解説付きです。日でこれだけの解説って無いんじゃないか?というのは手前味噌かも知れませんが、当にそう思う。 校正とかしていると読み込んじゃって、ふーんとか感心していてばかりで、全然はかどらないんですよね。 ところで、これは、ちょっと前にインターネットで見つけて即買いしたです。 ヘルマン・ツァップさんのいちばん最初に世に出された活字書体 Gilgengart (ギルゲンガート)で組まれた。アンデルセンの『裸の王様』です。 たまたま見つけた一冊を買ってツァップさんにお見せしたら、意外なことにご自分ではこのを持ってらっしゃらなかったので、その場で差し上げようとしたんですが「500部くらいしか刷っていなくて貴重なんだからアキラが持っていろ」と受け取ってもらえず、別の屋か

    ツァップさんの最初の活字書体 | デザインの現場 小林章の「タイプディレクターの眼」
  • 群馬県と埼玉県の境は川の跡

    先日、群馬県の板倉町を訪れた。板倉町は群馬県、栃木県、埼玉県の境界に位置する町で、利根川と渡良瀬川の合流点付近に位置する、水の郷だ。 私はそこで、なんとも不思議な光景を見た。両岸に延々と堤防が連なっているのに、その間に川が無く、田んぼになっているのである。しかも、そこが群馬県と埼玉県の境であると知って、より興奮した。 今回は、そんな板倉町で見かけた、ささやかなリリカルをお伝えしたい。 1981年神奈川生まれ。テケテケな文化財ライター。古いモノを漁るべく、各地を奔走中。常になんとかなるさと思いながら生きてるが、実際なんとかなってしまっているのがタチ悪い。2011年には30歳の節目として歩き遍路をやりました。2012年には31歳の節目としてサンティアゴ巡礼をやりました。(動画インタビュー) 前の記事:うどんべて大師のもとへ~遍路日記まとめ~ > 個人サイト 閑古鳥旅行Twitter 私が

  • ネコの歴史 « クーリエ・ジャポンの現場から(編集部ブログ)

    翻訳担当の阿部です。 「イヌがあなたの膝に飛び乗るのは、あなたが好きだから。ネコがあなたの膝に飛び乗るのは、あなたの膝のほうが温かいからだ」 英国の数学者・哲学者アルフレッド・ノース・ホワイトヘッド...翻訳担当の阿部です。 「イヌがあなたの膝に飛び乗るのは、あなたが好きだから。ネコがあなたの膝に飛び乗るのは、あなたの膝のほうが温かいからだ」 英国の数学者・哲学者アルフレッド・ノース・ホワイトヘッドは、イヌとネコの違いについてこう語ったそうですが、古代から人間とネコの関係は一筋縄ではいかなかったようです。 英国の月刊誌「プロスペクト」7月号に、ネコの歴史を略述した「ネコ崇拝」という記事が掲載されていましたので、今日はその記事の内容を簡単にご紹介いたします(記事の著者トム・チャットフィールドは、ゲームテクノロジーの理論家として知られる人物。TEDで「ゲームが脳に報酬を与える7つの方法

  • 電話の「米印」と「シャープ」 - phonetika (φωνητικά)

    プラトニストの phonetikos (φωνητικός) が、古代ギリシャ語や日語、英語ドイツ語、サンスクリット語、ラテン語、ロマンス諸語などことばにまつわることや、神秘学、哲学、宗教、天文、音楽などについて書いています。 ●ギリシャ語の文字と発音 古典語と現代語の文字の名まえと文字のよみかた、ラテン文字(ローマ字)との関係、アクセント記号と気息記号、句読点、数字用の文字、など ●古典ギリシャ語の発音記号 古典ギリシャ語の発音をあらわす IPA (International Phonetic Alphabet)、アクセント、母音、子音、例文「北風と太陽」 ●IPA for Ancient Greek a table of the symbols, an example "The North Wind and the Sun" ●古典ギリシャ語のアクセントの発音 単語のアクセント、文

    電話の「米印」と「シャープ」 - phonetika (φωνητικά)
  • 電話機の「⚹」と「#」 | yasuokaの日記 | スラド

    電話機の右下にある「#」は「NUMBER SIGN」なのか「MUSIC SHARP SIGN」なのか、という質問をもらった。歴史的に見れば、もちろん「NUMBER SIGN」だ。ただ、それを言うなら、左下の「⚹」は、どう見ても「SEXTILE」に見えるが、歴史的には「ASTERISK」ということになる。少し歴史を紐解いてみよう。 1961年にAT&TがTouch-Toneを実験しはじめた際には、電話のボタンは10個しかなかった(『Bell Laboratories Record』1961年9月号pp.312-316)。これにボタンを2つ追加するにあたり、Bell Telephone Laboratoriesは、とりあえず「☆」と「◇」を割り当てた。しかし、電話をコンピュータの端末として用いるのなら、これらはASCIIから選んだ方がよいのではないか、という議論となり、「☆」と「◇」に比較的類