たとえばリュウミンPro Rでチルダ付きE(U+1EBC LATIN CAPITAL LETTER E WITH TILDE)を入力し、フォントをリュウミンPro Lに変更すると、ゲタに化ける*1。ベンダもレパートリも共通の、現在提供されているフォント間で、このような化け方をする例は珍しい。 原因は、cmapのバージョンの違い。モリサワには「フォント名が変わる場合以外はcmapを変更しない」という原則があるようだ。この方針は、同一の書類を複数の環境で開く際の互換性において最強である。その一方で、リリース済みのフォントのcmapを更新することができないため、かなり古いcmapもそのまま残ることとなり、リリース時期が異なるフォント間の互換性は犠牲にならざるをえない。 モリサワOpenTypeのファーストリリース(2002年3月)基本7書体に含まれるリュウミンPro Lのcmapは、UniJIS
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