「全トヨタ労連」は17日、来年の春闘に向けた方針を協議し、賃上げの要求では統一した金額は示さず、各組合の判断に委ねる一方「コロナ前に逆戻りしない、新たな働き方へのシフトは至上命題だ」として、デジタル技術を活用した効率的な働き方について、議論を進めることにしています。 トヨタ自動車とグループ各社の労働組合で、およそ35万8000人が加盟する「全トヨタ労連」は17日、代表者会議をオンラインで開催し、来年の春闘に向けた方針を協議しました。 その結果、ことしに続いて来年の春闘でも、グループ各社の実態に応じた労使の議論を深めるため、賃上げの要求では、ベースアップ相当分を含めた統一した金額は示さず、各組合の判断に委ねることになりました。 一方、働き方改革については「コロナ前に逆戻りしない、新たな働き方へのシフトは至上命題だ」として、デジタル技術を活用した効率的な働き方について、議論を進めることにしてい