「怖かったです」 地震が起きた時、ベトナム人の女性は工場で仕事中でした。 職場の被害は大きく、仕事に戻れるめどは立っていません。 働きながら技術を学ぶ外国人技能実習生が、地域の産業で大きな役割を果たしてきた能登地方。 異国で被災し、仕事や住む場所はどうなるのか、実習生の不安の声です。 目次 七尾市 工場で仕事中に 日本語がうまく理解できず…
「ちゃんと働かないと、ここで撃ち殺すぞ」 “仕事”を得るために向かったカンボジアで、少年は男に銃を向けられ、“働くよう”指示を受けました。 「これ以上働けない」と伝えると、男たちから殴られ、スタンガンのようなもので電流を流され気を失いました。 ただただ恐怖で、“働く”以外の選択肢はありませんでした。 こう訴えるのは、ベトナムの地方で家族と暮らすホアンさん(17歳・仮名)です。 安定した収入が得られる仕事を探していたホアンさんは、2022年9月、SNSである求人情報を見つけます。 「店員募集、月給900万ドン」 900万ドンは日本円にして約5万円。ベトナムの地方では簡単には見つけることのできない月給でした。 SNSで求人情報を投稿していた男と待ち合わせて“職場”に向かいましたが、連れて行かれた先は、カンボジア近くの国境。 そしてホアンさんは、何者かに「売り飛ばされる」ことになったのです。 「
愛知県小牧市内、当時30代後半の日本人女性を無免許運転の上でひき逃げして逃走し重傷を負わせたボドイ(技能実習先から逃亡したベトナム人)の自宅を訪ね、同居人たちからの聞き込み後に記念撮影をした筆者。 「在日中国人」は成熟しすぎた ――安田さんといえば、大宅壮一ノンフィクション大賞を受賞した『八九六四 「天安門事件」は再び起きるか』(KADOKAWA)や『性と欲望の中国』(文藝春秋)など、中国ライターの印象が強いですが、最近は在日ベトナム人をよく取材されていますね。 【安田峰俊】もともと2014年あたりから在日ベトナム人には目配りしていましたが、大きな要因はやはりコロナです。2017年に習近平第二期政権が成立してから、中国本土で政治的な社会問題に触れる取材をすることがいっそう難しくなりました。ただ、中国本土に行かずとも、香港なり台湾なり、もしくはアフリカなど海外の華人社会をウロウロしていれば全
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