11日午後3時前、茨城県結城市の酒造会社から火が出て、国の登録有形文化財となっている江戸時代に建てられた2棟の酒蔵が全焼しました。けが人や逃げ遅れた人はいなかったということで、警察と消防が火事の詳しい原因を調べています。 警察と消防によりますと、午後2時45分ごろ、茨城県結城市の「結城酒造」から「ボイラーから酒蔵に火が延焼した」と消防に通報がありました。 消防車10台が出て消火活動が続けられ、およそ4時間半後の午後7時10分ごろ、火はほぼ消し止められたということです。 酒造会社にある2棟の酒蔵と煙突は国の登録有形文化財となっていて、警察によりますと、このうちいずれも江戸時代に建てられた酒蔵の「安政蔵」と「新蔵」が全焼したということです。 けが人や逃げ遅れた人はいなかったということで、警察と消防が火事の詳しい原因を調べています。 現場はJR水戸線の結城駅から北におよそ700メートル離れた結城
大阪 北区のビルに入るクリニックが放火され、24人が死亡したことについて、火災や都市防災に詳しい専門家は「建物に法令上の問題がないということと建物が安全であるということは別の問題だ」と指摘し、安全性を高めるための改修工事に補助金を出すなど、対策を急ぐ必要があると訴えています。 火災や都市防災に詳しい神戸大学都市安全研究センターの北後明彦教授は、ビルの4階から逃げることができず、24人が死亡した今回の事件について、「ビルに法令上問題がないとしても潜在的に非常に大きなリスクがあることが顕在化した」と指摘しました。 放火されたビルは、消防がおととし行った立ち入り検査では問題が指摘されませんでしたが、出入り口が1つの方向にしかなく、結果的に逃げ場を失って多くの人が犠牲になりました。 この構造は、ビルが建設された当時の法律の要件は満たしていますが、その後の法改正を受けて、今の基準では安全だとは言えな
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く