イランで2回爆発が起きて80人以上が死亡した事件について、過激派組織IS=イスラミックステートがみずからの犯行だと主張する声明を出しました。 イラン南東部のケルマン州で3日、4年前にアメリカ軍に殺害された軍事精鋭部隊「革命防衛隊」のソレイマニ司令官を追悼する式典が行われていたところ、近くで2回の爆発がありました。 国営テレビによりますと、イラン政府は爆発に巻き込まれて死亡した人の数について95人としていましたが、4日、84人に訂正しました。 また、280人以上がけがをしたとしています。 この爆発について、過激派組織ISが4日、SNSで声明を出し「2人の殉教者が身につけた爆発物を使って自爆作戦を行った」として、みずからの犯行だと主張しました。 イランはISを掃討するため隣国イラクやシリアに軍事支援を行い、特に、ソレイマニ司令官はその戦いを指揮した象徴的な存在でした。 これに対し、イランを敵視
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