筋力補助スーツで復旧作業支援 北大発のベンチャー開発 (05/05 11:40) 筋力補助装置を着けてがれき除去などに当たる日環エンジニアリングの社員たち=宮城県石巻市 北大発のベンチャー企業、スマートサポート(札幌、鈴木善人社長)が試作した筋力補助装置「スマートスーツ・ライト」が、東日本大震災の被災地で活躍している。農場や介護現場など中腰姿勢が続く労働者の腰の負担を和らげる装置で、がれき除去など中腰が多い復旧作業の負担軽減につながっている。 この筋力補助装置は、北大大学院情報科学研究科の田中孝之准教授と同社が2008年に開発。動力措置はなく、1着400グラムと軽いのが特長だ。 <北海道新聞5月5日朝刊掲載> < 前の記事 | 次の記事 >