2012.07.23 第299回 ギリシャvs日本 カテゴリ:カテゴリ未分類 消費税が引き上げられようとしています。消費税の引き上げはいずれ必要でしょう。しかしその前にやるべき事がある、というのは正にその通りですし、そもそも今回の消費税引き上げに至る経緯は何とも欺瞞に満ちたものだったと言わざるを得ません。 私の知る限り、消費税引き上げの議論が本格化したきっかけは東日本大震災だったと思います(第281回 復興増税は人災(2011年4月18日))。震災から1年経ち、今年から復興需要の影響(と言っても反動の範囲)が数字にも表れてきていますが、それを捉えて税を徴収しようという発想には呆れました。先日講演で「日本の名目GDP(国内総生産)は19年前も今も全く同じで475兆円」というお話をしました。日本ではGDPが成長しそうになると必ず、それを押さえつけようとする力が湧き出てくるのは不思議です。 そし
![第299回 ギリシャvs日本 - 堀古英司の「米国株式の魅力」:楽天ブログ](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/af0292b21d3d5e0ca4dcc6523352c371b59b5279/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fplaza.jp.rakuten-static.com%2Fimg%2Fcommon%2Fblog_logo_ogp.png)