特異点、精神的麻薬、社会的余剰(後編) 2008年7月17日 サイエンス・テクノロジーITカルチャーメディア コメント: トラックバック (0) (これまでの yomoyomoの「情報共有の未来」はこちら) 少し前からクレイ・シャーキー(Clay Shirky)の話題の新刊『Here Comes Everybody』を読んでいるところ、と書きたいのですが、シャーキーの文章がちょっとワタシにはひっかかりが多くてなかなか進みません。このままだと原書を読み終わる前に邦訳が出てしまうかもしれません。 シャーキーの新刊は Web 2.0 時代の集合知を前提とする組織、コミュニティ、そしてソーシャルソフトウェアを論じる本ですが、彼がサポートブログに書いた「ジン、テレビ、社会的余剰」を読み、特異点の話と似た危うさを感じました。 急激な生産性の向上とそれにより生じた余剰に人間が適合するのには時間がかかり、