曽野綾子氏は1971年、ノンフィクション・『ある神話の背景』を雑誌に発表し、渡嘉敷島住民の「集団自決」は「軍の強制」ではないという結論を打ち出しました。が、その根拠は疑問に満ちたものです。12'.8.26「曽野綾子『神話』をめぐる話題」よりタイトル変更しました。 2024-02 « 1234567891011121314151617181920212223242526272829 » 6月6日の当記事で、日経新聞社会部長の大久保潤が『新潮45』6月号に「復帰40年特集」の一編として書いた論考を紹介した。大久保はこの文中で、沖縄読谷在住のヒジャイこと又吉康隆のブログの一文を引用して、目取真俊のブログ論考を貶す材料としていた。 ヒジャイ・マテーシ(又吉康隆)は、大新聞の幹部が全国的オピニオン誌で、自分の文章を好意的に取り上げてくれた事に気をよくしたのか、沖縄の反基地運動を徹底的に非難し、政府に