今回の「NO COMIC〜」はいま最も漫画ファンにアツく注目されている漫画「青い花」の作者である志村貴子先生を特集します! 単純にジャンル分けをすれば今流行の「百合モノ」になるんでしょうが、志村貴子先生によってセリフやキャラクターの表情一つ一つまでが丁寧に描き込まれていったこの「青い花」という作品はその枠だけに収まらない大傑作だとつか素は断言します。作品に対する思いはもちろん、洗練されたセリフ回しやコマ使いなどその独特の作風についてもフォローしたこのインタビュー、ぜひ読んでみてください! 編集:まずこの「青い花」を描くことになったきっかけを教えてください。 志村先生:連載モノで女の子同士の話ってこれが初めてになると思うんですけど、以前に今回の「青い花」を連載している「マンガ・エロティクス[エフ]」(以下、「F」)で「どうにかなる日々」という短編モノを描いていたときにちょっと女の子同士の話を