宇宙航空研究開発機構(JAXA)は7月10日、探査機「はやぶさ2」がとらえた小惑星「リュウグウ」(Ryugu)の全体像を、3D連続写真のgif動画で公開した。赤青のメガネ(右目が青)を装着して動画を見ると、リュウグウを立体的にとらえることができる。 リュウグウに最終接近中の6月23日に、望遠の光学航法カメラ「ONC-T」を使い、約40キロ先のリュウグウを連続撮影したもの。小惑星が自転している様子を、自転の回転角にして約10度刻みで撮影している。 はやぶさ2による撮影前、リュウグウは丸い形と想定されていたが、実際はこまのような形状だった。はやぶさ2は6月27日、リュウグウの上空20キロ地点に到着しており、今後、リュウグウの探査活動を行う。 関連記事 はやぶさ2、小惑星リュウグウ到着 小惑星探査機「はやぶさ2」が小惑星「リュウグウ」上空20キロ地点に到着した。今後、リュウグウの探査活動を行う。