クリプトン・フューチャー・メディア(CFM)は6月4日、自社製歌声合成ソフト「Piapro Studio」専用の音源「初音ミク NT」(ニュータイプ)の試作バージョンを予約購入者向けにリリースした。新型コロナウイルス感染症の影響で、当初の予定より3カ月遅れの公開となった。 従来のPiapro Studioは歌声を合成するシステムとしてヤマハのVOCALOIDエンジンを組み込んでいたが、初音ミク NTに付属する新バージョンでは、CFMが産業技術総合研究所と独自開発した歌声合成エンジンを搭載。ソフトウェア全体を内製化した。 初音ミク NTはヤマハの歌声合成ソフト「VOCALOID」では動作しない。VOCALOID上で動く「初音ミク V4X」など過去の製品は引き続き販売する。 Piapro Studioには、新たに「合成した音声の波形を表示する機能」「音符ごとの音量や声のハリをコントロールする機
ヤフーやピットクルーなどのネット企業からなる団体・セーファーインターネット協会は6月4日、ネット上で誹謗中傷を受けた被害者からの相談を受け付ける「誹謗中傷ホットライン」を6月中に設立すると発表した。投稿の削除や発信者情報の開示で対応に苦慮しているプロバイダからの相談にも応じる。 相談は、投稿フォームから受け付ける。誹謗中傷の被害者からの相談には、状況に応じて投稿の削除や発信者への損害賠償などについてもアドバイスする。プロバイダからの相談については、被害者の救済と表現の自由、通信の秘密のバランスに配慮した対応を支援するという。SNS事業者などからの相談も受け付ける。 SNSでの誹謗中傷が原因でテレビ番組の出演者が亡くなったとされる問題を踏まえた施策。セーファーインターネット協会は、以前から悪質ECサイトや違法な出品物などの通報窓口などを設けており、インターネット上での権利侵害の防止に努めてい
香川県議会は6月2日、ネット・ゲーム依存症対策条例の廃止を求める香川県弁護士会の声明について「廃止する理由がない」とする見方を示した。同条例には制定の必要性が十分にあり、子どもや保護者の権利を害するものではないと主張した。 県議会は4月、県内の子どもがネット・ゲーム依存症にならないよう対策するためとして同条例を定めた。これに対し弁護士会は5月、条例は制定の根拠が十分ではなく、憲法や「子どもの権利条約」にも反する部分があるとして条例の廃止を求めていた。 県議会は条例制定の根拠として、教育現場で実際に家庭でのゲーム使用について指導が行われていることを挙げた。小中学校などではゲームの悪影響が認められているため、学校外の活動であるにもかかわらず、子どもや保護者に対し「家庭での長時間にわたるゲーム使用は控えるように」と指導されていると主張。このことから、家庭内のことでも指導すべきという共通認識がある
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