ムネオ日記 2009年7月9日(木) 択捉島の今朝は強い風とそれに伴う高波で、艀(はしけ)が出せない。午前中内岡港で待機したが、10時半(日本時間12時半)、事務局と団長、副団長、顧問団で協議し、上陸を諦める決定をし、13時、内岡(なおか)港を出発。国後の古釜布に向かう。 一日だけの択捉島だったが、昨日は好天で、直近の択捉島の様子を見ることが出来て良かった。特に外交的でないラズミシキン・クリル地区長にはっきりモノを言う機会があったことに満足する。 内岡(なおか)はオホーツク海側に面し、天気に左右されやすいところだ。7日の国後、8日の択捉と、二日間の好天に感謝したい。 国後も択捉も港整備は予定どおり進んでいるという。択捉の空港も工事が続けられており、世界経済が低迷する中でも、ロシア政府による「クリール諸島社会経済発展計画」に今のところ変化は見られない。 商店に行っても、肉も野菜、果物、雑貨等