庵野秀明総監督の映画『シン・エヴァンゲリオン劇場版』が3月8日から公開中だ。『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズ全4作のフィナーレであり、第1作『:序』公開から13年半が経過、さらに新型コロナウイルスの影響で2度も公開延期に見舞われながら“ついに”たどり着いた封切り。世界中のファンがさまざまにシリーズ完結へ想いを巡らせる中、主人公・碇シンジを演じ続けてきた声優の緒方恵美は今、何を考え、この大作の終着点に立っているのだろうか。 【写真】その他の写真を見る ■「終われていない」碇シンジ役 『シン・エヴァンゲリオン劇場版』は、TVシリーズ『新世紀エヴァンゲリオン』に新たな設定とストーリーを加え「リビルド」(再構築)した全4部作の完結編として、3月8日に公開。初日からの7日間累計で興行収入33億3842万2400円、観客動員数219万4533人を突破、公開初日からの 28日間累計で興行収入 68億