「飛ばねえ豚はただの豚だ」のセリフが強く印象に残るジブリ映画といえば、1992年に公開された『紅の豚』ですよね。名作として知られる『魔女の宅急便』の次のジブリ映画として制作されましたが、魔女の宅急便が樹立した日本における劇場用アニメ映画の興行成績を塗り替える大ヒット作品となりました。 根強い人気のある作品 ジブリ映画はそれまで『天空の城ラピュタ』や『となりのトトロ』に代表されるように子供でもわかりやすい作品がほとんどでしたが、『紅の豚』は、男の生き様や美学を描いた、どちらかというと子供にはなかなかわかりにくい大人向けの作品。しかしそれだけに、いつものジブリ作品を好む層とは異なる根強いファンが誕生することとなったのです。 『紅の豚』の知られざる秘密と噂 今回はそんな名作映画『紅の豚』の知られざる秘密や噂をご紹介。公開から四半世紀以上すぎてもなお色褪せない、男のロマンを見事に描いた作品の魅力を
丸紅新電力は3月15日、スタジオジブリ制作アニメ「鳥獣戯画 出会い編」を、料金の一部を自然保全活動に充てる電気料金プラン「プランG」のプロモーション映像として公開した。 800年以上前に描かれた“日本最古の漫画”を筆使いや質感、絵柄を生かしてアニメ化。制作はスタジオジブリ、音楽はピアニストの辻井伸行さんが手掛けている。 「未来に残したい日本がある」をキャッチコピーに、日本の原風景を残す活動を支援するプラン。三鷹の森ジブリ美術館への電気供給や、トトロの森のナショナルトラスト活動支援などを行うという。 関連記事 鳥獣戯画の動物がフィギュアに しかも実用的 バンダイがガシャポン「鳥獣机画」 「鳥獣戯画」に登場する鳥獣がバンダイのガシャポンに。スマホスタンドなどにもなる実用性も特徴だ。 アニメ背景の実力者が集まる専門スタジオ、ドワンゴ・カラー・ポノックが設立 背景専門の美術スタジオを運営する新会社
初対談を行い2大巨匠のエピソードや名作の誕生秘話明かした鈴木敏夫(右)、秋元康 23日、ジブリアニメ『風立ちぬ』と『かぐや姫の物語』のブルーレイ&DVD発売を記念したトークイベントがスペースFS汐留で行われ、スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーとAKB48グループの秋元康総合プロデューサーが初対談を行った。 『ラピュタ』誕生はわずか5分だった 画像ギャラリー 対談ではおよそ90分にわたり、アニメーションをはじめとするエンターテインメント業界の未来や海外進出の可能性、お互いのプロデューサー業など、テーマは多岐にわたって展開。2大巨匠の宮崎駿監督と高畑勲監督を相手に忍耐強く接して数々の名作を世に送り出した鈴木氏の手腕に、秋元氏が褒め言葉として「どMなんですね」と表現して笑いを誘う一幕もあった。そんな中、鈴木氏は宮崎監督作品『天空の城ラピュタ』誕生秘話にも触れて、当時宮崎監督がわずか5分で企画
スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーが8月7日、NHKの情報番組「あさイチ」に出演し、ジブリや宮崎駿監督の今後について語った。長編映画からの引退を発表している宮崎監督だが、短編制作への意欲を見せているという。 鈴木氏は、宮崎駿監督の志を継ぐ2人の監督を1年間にわたって追ったドキュメンタリー番組「アニメーションは七色の夢を見る 宮崎吾朗と米林宏昌」(NHK総合、8日午後10時~11時15分)の宣伝のために出演。司会の井ノ原快彦さんと有働由美子アナウンサーからの質問に答えた。 宮崎監督、短編に意欲 ジブリの今後については、「僕は本当は休みたいんですよ」と笑い、「一部報道で、解体しちゃうんじゃないか、なくなっちゃう、って言われてるんですけど、要は、作り方を変えますということ。実は……こんなこと言っちゃうとアレですが、宮崎駿も何か作りたいみたいで……引退はどこに行くんだろう……」と打ち明ける。
今回のデジタルリマスターはジブリから販売されるブルーレイ用に修正された物らしい。 「カリ城」のオリジナルのフィルムはもちろん東宝の物で、TV放映時はそのオリジナルネガを使用している。 最近の金曜ロードショー放映時にハイビジョン放送などと銘打っているが、ハイビジョンとデジタルリマスターは別物。 既製のVAP版ブルーレイ(2008年販売)よりもデジタル放送用のハイビジョンの方が遥かに画面がクリアなのだが、それはVAP版の物はオリジナルを一度焼いたポジフィルムを使用してるため。 既にVAPからブルーレイが販売されているので、デジタルリマスター版が改めて販売されるとしてもかなり後になるだろう。というより今回のリマスターはあくまでもジブリ版の物なので、今後永久に発売されないかもしれない。 ジブリ版の物はVAP版と同じポジフィルム仕様なのだが、最初のDVD販売当時(2001年)に、可能な限りの修正をし
「この世は生きるに値するんだ」 「風立ちぬ」の後をどう生きるか 宮崎駿監督、引退会見全文(1/9 ページ) 「どうせまただろうと思われているんだろうけど、今回は本気です」──宮崎駿監督が9月6日に会見し、長編アニメ作品制作からの引退を表明した。 会場となった都内のホテルには600人以上の報道陣が詰めかけ、フランスやイタリアなど海外メディアも取材に訪れた。 会見には宮崎監督と鈴木敏夫プロデューサーが出席。スタジオジブリの星野康二社長が司会を務めた。1時間半にわたる会見のすべてが質疑応答に割かれ、宮崎監督は、時にはジョークを交えながら、質問に1つ1つ丁寧に答えていた。会見の全文書き起こしは以下の通り。会見のノーカット映像はYouTube(ANN)、ニコニコ動画で。 「今回は、本気です」 宮崎 あのー、「公式引退の辞」という。僕は「公式」まで刷らなくてもいいと思ったんですけど、そのメモをみなさん
タイトルが駄目すぎて、ほとんどの人は手にも取らないんじゃないかなー、本屋からひっそりと消えていくんじゃないかなー、というコレ。 風に吹かれて 作者: 鈴木敏夫出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2013/08/10メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る めちゃくちゃ面白かった。ロッキング・オンの渋谷陽一がジブリ鈴木敏夫にインタビューして、ジブリ作品の秘密を暴くという本。 聞き手である渋谷陽一の興味感心は、「宮崎駿と高畑勲という二人のめんどくさい天才を手なづけて作品を生み出す剛腕鈴木Pは、いかにして生まれたのか」ということに集中するわけなんだけど、鈴木敏夫を掘っていくことで、むしろ高畑勲の凄さが浮き彫りになっている。往年の『アニメージュ』や高畑勲研究をしている同人誌を思い返しても、他者の視点から、これほど高畑勲の才能にフィーチャーした書籍は今までないんじゃないか。『風
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