タグ

サウジアラビアとイランに関するvaivieのブックマーク (18)

  • モロッコの対イラン断交―サウジアラビアと米国による中東、アフリカの囲い込み(六辻彰二) - エキスパート - Yahoo!ニュース

    モロッコは、その歴史的領有権を主張する西サハラのポリサリオ戦線を支援したという理由で、イランと外交関係を断絶したしかし、そこにはイラン包囲網のために、スンニ派諸国の結束を強めたいサウジアラビアと米国の働きかけがあったサウジアラビアの求心力から逃れようとしてきたモロッコが、領土問題という死活的な利益で「優遇」されて米国―サウジに傾いたことは、中東情勢の緊迫を象徴する 5月1日、モロッコ政府はイランとの断交を宣言。モロッコからの独立を求める西サハラのポリサリオ戦線にイランが武器を供与しているという理由でした。 しかし、突然の断交には、より広範な中東情勢の影響を見出せます。とりわけ、イランと敵対するサウジアラビアや米国による「囲い込み」が、スンニ派諸国のなかでも穏健派とみられていたモロッコを「陥落」させたことは、緊迫する中東情勢を象徴するといえます。 モロッコとイラン モロッコとイランの断交は今

    モロッコの対イラン断交―サウジアラビアと米国による中東、アフリカの囲い込み(六辻彰二) - エキスパート - Yahoo!ニュース
  • 中東を制するのはサウジではなくイラン

    サウジアラビアとイランの対立を受けて緊急に開かれたアラブ外相会議(カイロ、11月19日) Amr Abdallah Dalsh-REUTERS <若きムハンマド皇太子のサウジアラビアは、イランへの対抗意識をむき出しにしている。だが、シリアでもイラクでもレバノンでも代理戦争に勝ったのはイランだ> サウジアラビアが中東各地で挑発的な動きを見せている。サウジに滞在中だったレバノンのサード・ハリリ首相に辞任を表明させたり、サウジの首都リヤドの空港を狙ってイエメンからミサイルが飛んできたときには激しい言葉で非難した。中東で影響力を争うイランに断固対抗する意志を示し始めたようだ。 攻勢を主導するのはムハンマド・ビン・サルマン皇太子(32)。皇太子の行動は一見、映画『ゴッドファーザー』で主人公のマイケル・コルレオーネがファミリーの敵に対して同時にいくつもの復讐を仕掛ける終盤を思わせる。しかし映画とは異な

    中東を制するのはサウジではなくイラン
  • 暗殺恐れて首相が電撃辞任。レバノンでいま何が起きてるのか? - まぐまぐニュース!

    先日11月4日、レバノンのハリリ首相は訪問中のサウジアラビアで突然の辞任を発表。ハリリ首相は、辞任の理由をイランが支援するイスラム教シーア派組織「ヒズボラ」による暗殺計画にあるとし、イランを非難する声明を出しています。一国の首相が訪問中の国で辞任を表明するという異例の事態について、サウジとイランの対立激化を懸念する声が高まっていますが、元朝日新聞記者で中東ジャーナリストの川上泰徳さんによると、こうした報道は「レバノンの現実を知らない人間が図式的に考えているだけ」と断言。今回の首相辞任の「真相」とその背景、各国の思惑について詳しく解説しています。 サウジ・イランの対立とレバノン危機の背景 内戦が続くシリアの隣国レバノンのハリリ首相が11月4日、訪問中のサウジアラビアから突然の辞任を発表した。背景にイスラム教スンニ派王国のサウジと、シーア派体制のイランとの対立があるとの見方が広がり、中東情勢に

    暗殺恐れて首相が電撃辞任。レバノンでいま何が起きてるのか? - まぐまぐニュース!
  • カタール孤立化は宗派対立ではなく思想対立

    サウジ、UAEを軸にカタール包囲網はみるみる広がった(写真はカタールの首都ドーハ中心部の遠景) Naseem Zeitoon-REUTERS <イラン対サウジの対立を「シーア派対スンニ派」の宗派対立と表現するメディアもあるが、実際の構図は「イスラム主義対保守的権威主義」の思想対立> サウディアラビアの皇太子交代のニュースは、衝撃をもって世界を駆け巡った。サルマン国王の息子、ムハンマド・ビン・サルマンが副皇太子の地位でありながら、実質的にサウディの若き指導者であることは、誰しもわかっていた。だが、従弟たるムハンマド・ビン・ナーイフをわざわざ皇太子の地位から外してまで、今、次期国王の名乗りを挙げる必要は、何だったのだろう。そこにニュースに接した筆者たちの驚きがあった。 なによりもカタールと断交し、イランとの間に緊張が高まる現状での出来事である。ムハンマド・ビン・サルマン(一般にMbSと略されて

    カタール孤立化は宗派対立ではなく思想対立
  • 米、外交危機のカタールにF15売却へ 約1兆3200億円で合意

    イラク北部の飛行禁止空域を哨戒する米軍のF15戦闘機。米空軍提供(撮影日不明、資料写真)。(c)AFP/U.S AIR FORCE 【6月15日 AFP】米国は14日、テロリズムを支援しているなどとして近隣諸国から一方的に断交を通告されたカタールに、米国製のF15戦闘機「ストライクイーグル(Strike Eagle)」を120億ドル(約1兆3200億円)で売却することで合意した。米国防総省が明らかにした。 国防総省によるとジェームズ・マティス(James Mattis)米国防長官と、カタールのハリド・アティーヤ(Khalid al-Attiyah)国防担当相が同日、売却の合意文書に署名した。 カタール断交を受け、湾岸諸国は一触即発の状況にある。ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は、カタールに政策転換を迫るサウジアラビア主導の今回の動きに対する支持を示唆したが、他の米高官

    米、外交危機のカタールにF15売却へ 約1兆3200億円で合意
  • カタール、イランから生鮮品空輸=両国の接近鮮明に:時事ドットコム

    カタール、イランから生鮮品空輸=両国の接近鮮明に 【カイロ時事】国営イラン航空の当局者は11日、AFP通信に対し、サウジアラビアなどアラブ諸国が断交を表明したカタールに向け、野菜などの生鮮料品の輸送を行ったことを明らかにした。1機当たり約90トンの料を積んだ貨物機5機が既にカタールに飛んだという。  カタール料需要の8割を輸入に依存し、断交による貿易の停滞で市民生活への悪影響が懸念されている。当局者は「需要がある限り、輸送を続ける」と説明。1隻につき約350トンの野菜や果物を積載した船舶3隻も今後、イランを出港する予定。  カタールのムハンマド外相は10日、訪問先のロシアのメディアとのインタビューで「イランは隣国だ。われわれは前向きな関係を望んでいる」と指摘。断交を機に、アラブ諸国が反目するイランと接近する動きを鮮明にしている。(2017/06/11-21:49)  関連ニュース

    カタール、イランから生鮮品空輸=両国の接近鮮明に:時事ドットコム
  • カタール強硬、収拾見えず=アラブの「イラン包囲網」亀裂:時事ドットコム

    カタール強硬、収拾見えず=アラブの「イラン包囲網」亀裂 カタールのムハンマド外相=8日、ドーハ(AFP=時事) 【カイロ時事】サウジアラビアやエジプトを含むアラブ諸国が「テロ支援」やイランとの融和を理由に断交に踏み切ったカタールが、強硬姿勢を貫いている。サウジなどはカタールに拠点を置くとされる個人や組織をテロリストに指定して締め付けを図るが、カタールは「事実無根。決して降伏しない」(ムハンマド外相)と反発。アラブ諸国が目指す「イラン包囲網」にも亀裂が生まれている。  カタールと断交した国は中東、アフリカなどの9カ国。いずれもアラブとの友好を重視し、サウジが強く働き掛けたとみられる。  断交の引き金となった「イランと敵対するのは賢明でない」とするカタール首長発言について、同政府は7日、「サイバー攻撃による偽ニュース」と断定した。それでも、収拾に向かう兆しは全くない。潤沢な天然ガス収入を基に、

    カタール強硬、収拾見えず=アラブの「イラン包囲網」亀裂:時事ドットコム
  • NO455 6月7日 『カタールの孤立とイランの利害』

  • イスラエルとサウジの接近で思い出す、日本大使館のスパイの話

    <イランという共通の敵ができ、天敵のはずの両国が歩み寄っている。だがイスラエルは長年、サウジアラビア関連情報をあまり重視していなかった> 米国の中東政策を形成するのに重要な役割を果たすのは当然、国務省の近東局というところで、責任者は通常近東担当次官補になる。このポジションは政治任用だが、実は4月25日現在きまっておらず、したがって、米国の中東政策の概要がみえてこない。 ティラーソン国務長官は、石油会社出身のくせに、失礼ながら中東のことを理解しているとは思えず、独自の中東政策を打ち出せるとは考えづらい。 たまたま在京米大使館員と話していたら、政治任用はかならずしも専門家である必要性はなく、政治的影響力(大統領との距離など)のほうが重要なことが多いといっていて、たしかにそのとおりなのだが、火薬庫みたいな中東に、火炎放射器をもって乗り込んでいくような人はやっぱりご遠慮いただきたい。 肝心要の近東

    イスラエルとサウジの接近で思い出す、日本大使館のスパイの話
  • NO4310  『イランがシリアに25000人は兵というイスラエル情報』

  • サウジアラビアとイランはなぜ対立するのか/村上拓哉 - SYNODOS

    1月3日、中東の二大地域大国であるサウジアラビアとイランが国交を断絶するとの報道が世界を駆け巡った。 国交断絶の直接的な引き金となったのは、サウジ政府によるシーア派聖職者ニムル師の処刑と、それに憤ったイラン市民によるサウジ大使館の襲撃であるが、両者はかねてより対立関係にあったことで知られていた。 サウジとイランの対立は、しばしば「宗派対立」という言葉で語られる。すなわち、イスラームにおける多数派であるスンナ派と少数派であるシーア派の対立であり、前者を代表するのがサウジアラビア、後者を代表するのがイランというわけだ。 そして、中東地域における対立構造は、この宗派という分断線によって敵/味方に分かれており、相互に憎しみ合いながら争い続けていると説明される。 今回のサウジ・イラン間の関係悪化に際しても、多くのメディア、そして欧米諸国の政府ですら、こうした宗派対立の枠組みにしたがって両者の対立の激

    サウジアラビアとイランはなぜ対立するのか/村上拓哉 - SYNODOS
  • 本当の危機は断交ではなく、ISを利する民衆感情の悪化【サウジ・イラン断交(後編)】

    イラクとシリアでは有志連合などによるイスラム国(IS)攻撃が奏功しはじめているが、今回のサウジ・イラン断交でシーア・スンニ両派の民衆感情が悪化すれば、ISという「運動」がさらに力を増す恐れもある(ISのプロパガンダビデオと思われる映像より) Social Media via Reuters-REUTERS ※【サウジ・イラン断交(前編)】シーア派指導者処刑はサウジの「国内対策」だった はこちら 「メッカ大モスク占拠事件」以来の集団処刑 サウジ内務省にとって今回47人の「テロリスト」を一挙に処刑したことは、歴史的な重要性を持っている。サウジの新聞は、今回の「テロリスト」の集団処刑は、1979年に起きた「メッカ大モスク占拠事件」に関係した63人の実行犯が処刑されて以来の規模だと解説していた。 集団処刑を公表した内務省の声明文では、処刑された47人の名前のリストの後に、死刑の理由となった犯罪につ

    本当の危機は断交ではなく、ISを利する民衆感情の悪化【サウジ・イラン断交(後編)】
  • シーア派指導者処刑はサウジの「国内対策」だった【サウジ・イラン断交(前編)】

    テヘランのサウジアラビア大使館前で、サウジによるシーア派宗教指導者ニムル・ニムル師の処刑に抗議するシーア派大国イランのデモ隊(1月2日) TIMA/Mehdi Ghasemi/ISNA-REUTERS 広がる国交断絶の波紋 サウジアラビアによるシーア派宗教指導者の処刑が、テヘランでのシーア派民衆の抗議デモにつながり、テヘランのサウジ大使館が放火されたことから、サウジはイランとの外交関係断絶を発表した。続いて、クウェートは駐イラン大使を召還、バーレーンはイラン行きの直行便を停止するなど、サウジに同調する動きを見せている。 今回のサウジ・イラン危機の根底には、中東でイランの影響力が強まることに対するサウジや湾岸諸国の反発がある。しかし、サウジの今回の集団処刑は、サウジがイランを挑発して、国交断絶に持っていこうと仕組んだものとは考えられない。 処刑を決めたのはサウジの国内治安やテロ対策を担当する

    シーア派指導者処刑はサウジの「国内対策」だった【サウジ・イラン断交(前編)】
  • サウジとイランの対立激化がシリア紛争に与える影響(髙岡豊) - エキスパート - Yahoo!ニュース

    サウジアラビアがシーア派の宗教家ニムル・ニムル師をはじめとする「テロリスト死刑囚」およそ50人余りの死刑を執行したことを契機に、同国とイランとの対立が激化した。この両国はシリアやイエメンのような中東地域の紛争に当事者として深く関与しているため、両国の対立が激化すれば諸般の紛争を交渉を通じて政治的に解決する見通しが遠のくことが危惧された。さらに、紛争が激化した間隙をついて「イスラーム国」が勢力を伸ばすことへの懸念も生じている。サウジアラビアとイランとの対立は、シリア紛争にどのような影響を与えるだろうか。 2003年のアメリカ軍によるイラク侵攻で同国のフセイン政権が放逐されたころから、「シーア派(=イラン)が影響力を拡大し、イラク、シリア、レバノンにまたがる“シーア派三日月地帯”を形成する」との分析や懸念が広く出回るようになった。さらに、2011年以降のアラブ諸国での政治的混乱がシリア、イラク

    サウジとイランの対立激化がシリア紛争に与える影響(髙岡豊) - エキスパート - Yahoo!ニュース
  • 中東の窓 : イラン・サウディ関係(群盲のひとりの見方)

    イラン・サウディ関係(群盲のひとりの見方) 2016年01月06日 22:12 イランサウジアラビア 日こそ北朝鮮の水爆実験にすっかりお株を奪われてしまいましたが(水爆というのは当ですかね?当とすれば、今年と言わず、最近最重要のニュースであることは間違いないでしょう)、このところイラン・サウディ関係の緊張が日のマスコミでも大きく取り上げられ、その背景について、いわゆる中東専門家が、ああだ、こうだと議論をしているようです。 もちろんそういう意見は、皆貴重なものではありますが、忘れてならないことは、サウディとイラン、特にサウディというのは、北朝鮮に劣らない秘密主義の国で、重大な政策決定は、ごく少数の有力王族等の間で行われ、その決定過程や背景等について、信頼できる情報が出てくることはほとんどないことです。 ある意味では、サウディのことを論じる大部分の議論は、「群盲像をなでる」のたぐいで、

  • サウディ・イラン対立の深刻度

    シーア派の人々の襲撃を受けて出火するテヘランのサウジアラビア大使館 ISNA-Mehdi Ghasemi-TIMA-REUTERS サウディアラビアでのシーア派宗教指導者ニムル師の処刑、在テヘラン・サウディ大使館への抗議の暴徒化、イラン・サウディ間の国交断絶、親サウディ諸国の対イラン断交――。年頭から急に緊迫化した中東情勢に、友人がフェースブックでこう嘆いた。 「いつも『問題は宗派対立じゃない』といい続けてきたけど、またくりかえさなきゃならないのか」。 友人の嘆きのとおり、日のメディアには、イラン=シーア派、サウディ=スンナ派の宗派対立との論調が相次ぐ。だが、英インディペンデント紙にロンドン大学比較哲学の教授が書いているように、「イランとサウディ間の緊張関係は宗教とほとんど関係ない」。むしろ「両国関係は地域覇権をめぐるもの」であり、「神なき世界政治の現実」だと、ムガッダム教授は言う。サウ

  • 中東の窓 : イランン・サウディ関係(安保理)

    イランン・サウディ関係(安保理) 2016年01月05日 14:07 サウジアラビア国際機関 確か先ほど、サウディがその大使館と総領事館に対する襲撃について、安保理に提訴したというニュースをお伝えしましたが、安保理は3日(NY時間)両公館に対する襲撃を非難し、イランに対してこのような事件が再発しないように、必要な措置をとることを要求する、議長声明を発したとのことです。 イランは安保理あての書簡で、事件を遺憾として、このような事件の再発を防ぐために必要な措置をとると訳したよし。 他方サウディ代表は、イランの謝罪は意味がなく、イランが国際法違反をやめることが必要であると述べた由。 なお、aljazeera net は安保理の各国代表間で、2日エジプト決議案に関し、困難な協議が行われたとしているが、その内容とか、問題点、各国の立場、その取扱いがどうなった(決議案ではなく議長声明にしたことは明らか

  • サウジ・イラン断交は原油価格上昇を狙った「一種のヤラセ」

    テヘランのサウジアラビア大使館前でシーア派指導者ニムル師の処刑に抗議する人々 Raheb Homavandi/TIMA-REUTERS 新年早々、サウジアラビアのサルマン国王は、かねてより死刑判決の出ていたシーア派指導者を処刑しました。この処刑がイランを激怒させることは承知の行動であり、その直接の原因としてはサウジ領内におけるシーア派反政府運動が、イエメンでのフーシ派と連動する中で、アラビア半島の平和を脅かしていることへの危機意識があると推測されます。 では、これでサウジとイランの関係はどんどん悪化していくのでしょうか? 例えばサウジと「シーア派の多数支配によってイランとの関係を強めつつある」イラクの現政権との関係が決定的に悪化したり、さらにはイランを挟撃する効果を計算してサウジが同じスンニ派のISIL勢力との対決から逃げたりするようなことがあるのでしょうか? その延長線上で、中東で格的

    サウジ・イラン断交は原油価格上昇を狙った「一種のヤラセ」
  • 1