2003年の鹿児島県議選で公選法違反罪に問われ、一審無罪が確定した中山信一県議(64)らと、足利事件で無罪が確定的な菅家利和さん(63)ら冤罪(えんざい)被害者が出席し、取り調べの全面録画を求める市民集会が6日、同県志布志市で開かれる。同市は中山県議ら複数の被害者が居住しており、全面録画の立法化に向けた決意表明を行う。 集会は鹿児島県弁護士会の主催で、日弁連などが共催。ほかに、氷見、甲山、布川各事件の被害者、柳原浩さん、山田悦子さん、桜井昌司さんらも出席し、警察や検察による取り調べの実態のほか、現在も続く苦悩について報告するという。 民主党を中心とした衆参両院議員11人のほか、県会議員や市議会議員も参加する。 【関連ニュース】 ・ 元選対幹部、起訴内容一部否認=民主小林氏陣営の選挙違反事件 ・ 「足利市民として頑張りたい」=4日に市営住宅入居 ・ 菅家さん、足利市に転入届=1