バルセロナがレアル・マドリーを下して優勝を決めたスペイン・スーパーカップ第2戦から一夜明けた18日、試合中におけるレアル・マドリーのジョゼ・モリーニョ監督の振る舞いをめぐり、バルセロナサイドから批判が噴出している。 決定的だったのが、試合の終盤に起こったモリーニョ監督の非紳士的行為だ。マルセロのセスクへのファウルをめぐって両チームの選手、スタッフが入り乱れて、もみあいとなったが、この際モリーニョ監督がバルセロナのアシスタントコーチであるティト・ビラノバに背後から近づき、いきなり後ろから同コーチに目つぶしを食らわせたのだ。 このシーンはテレビでも映されていたが、試合後の記者会見でこのことについて聞かれたモリーニョ監督は、「ビラノバだか誰だか知らないが、隠さねばならないことなど何もない」とうそぶいた。 リーガ・エスパニョーラのシーズン開幕を告げる両チームの激突は、期待を裏切らない白熱した