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ブックマーク / d.hatena.ne.jp/kananaka (2)

  • 鞄の中には。 - kananaka日和

    私のカバンは某ネコ型ロボットと同じ四次元仕様である。その割にとにかく重くかさばり、また中身がすぐ行方不明になるアナログ的要素も併せもつ。ある日、いつものとおりゴソゴソしていると、見かねた友人がカバンの片紐を持っいてくれるとのたまった。 誓って言うが、「重いよ、ホント重いんだから、気をつけて。」と何度も繰り返したのだ。にも関わらず、彼女はまるでコントのボケ役のようにガクンと肘から先を落とし、ご丁寧にたたらまで踏んだ。 「げ、何入ってるの、この中!?」 やっとの思いで、お目当ての万華鏡*1を引張り出すことに成功した私は、カバンに突っ込んでいた顔を上げる。 「何って―――んと、生活用具一式?」 たっぷり数秒視線を泳がせた友の薄い耳たぶに唇を寄せ、さらに言葉を繋ぐ。 「だからね、私、いつでも家出できるの(笑)」 「い・・家出?」 そこまで言うと、酸欠の魚のような顔でオウム返しをする彼女から、素早く

  • 春になれば苺を摘みに。 - kananaka日和

    イチゴの旬は十二月だと思い込んでいたのは、今は遠い昔の話。それがクリスマス商戦に向けて、最もイチゴが高値をつけるシーズンだったとも知らずに。実際は春に花が咲き、五月頃収穫というのが春イチゴの来の姿。それが近年は管理されたハウス(促成)栽培により、初春の二月頃から安価に入手できるようになった。 イチゴは品種がとても多い「果物*1」で、佐賀の「さちのか」「さがほのか」、福岡の「あまおう」「とよのか*2」、栃木の「女峰」、この改良新品種として登場した甘味がさらに強く大粒の「とちおとめ*3」、静岡の「章姫(あきひめ)」「紅ほっぺ*4」、奈良の「あすかルビー」、熊の「ひのしずく」、徳島の「あかねっ娘(ももいちご)*5」、普通のイチゴの2〜3倍の大きさの特大粒が特徴の愛知の「アイベリー」、新潟県民に馴染みのある「越後姫*6」など、ネーミング一つとってもローカル色が窺える*7。それだけ消費者の人気の

    春になれば苺を摘みに。 - kananaka日和
    vialavida
    vialavida 2010/02/17
    ぎゃああ。食費がかさんでしまう。
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