私は南日本のある精神科医院で長椅子に腰かけ、「とおりすがり」という作者が書いた漫画のページをめくっていた。
「おとうとを犬にしてしまった」「知り合いのお坊さんの声が聴こえてくるんだ」。医学書大手の医学書院(東京都文京区)が発売した『幻聴妄想かるた』(2415円)が注目されている。統合失調症などの病を持つ人の体験を絵札などにした異色のかるただ。
藤圭子さんが自ら命を絶った。その出来事については、今もテレビのワイドショーや週刊誌などで「自殺の裏側」「隠された真実」などと称する記事が垂れ流されている。 藤圭子さんの自殺をめぐるテレビ報道の問題点については、前回の原稿で記した。 ここでは、その後に出た娘の宇多田ヒカルさんのコメントとそれをめぐる報道について書いてみたい。 宇多田ヒカルさんはブログに載せたコメントで、自分の母親が「精神障害」を持っていたことや家族として悩まされてきたことを告白している。 http://www.emimusic.jp/hikki/from_hikki/ 「彼女はとても長い間、精神の病に苦しめられていました。その性質上、本人の意志で治療を受けることは非常に難しく、家族としてどうしたらいいのか、何が彼女のために一番良いのか、ずっと悩んでいました。 幼い頃から、母の病気が進行していくのを見ていました。症状の悪化とと
会社に行くとうつになり、休暇中は元気いっぱいで海外旅行に合コン・・・・・・「新型うつ」の若者が急増するのはなぜなのか。その背景には、各メディアで報じられていない、意外な真実があった。 化粧とネイルが完璧な患者 あなたは、若者のこんな主張を理解できるだろうか。 「病院の先生に、うつの療養中に気をつけることを聞いたら『仕事から離れて環境を変えて、自分の好きなことをしながらゆっくり休むのがいい』と言われたんです。僕はサーフィンが好きだから、グアムへサーフィンをしに行った。滞在中、食欲も出てきて、よく眠れるようになったので、もう大丈夫かな、と思って1ヵ月後に会社に復帰したんです。そうしたら上司に『なんでお前、休職していたのに日焼けしてるんだ』と問い詰められた。病気を治そうと思って、医者に言われたことをしただけなのに・・・・・・」 大手食品メーカーに勤める入社3年目、20代後半の男性Aの証言である。
新宿心療内科・ゆうメンタルクリニック秘密コラム 「『101』という数を忘れると老人になる。」 ◆ 人はなぜ、老いるのか。 あなたは今、「元気」でしょうか? 昔より、なんか全体的に、気持ちが落ちてる…と感じてはいませんでしょうか? もちろん、それがあまりに重いのならメンタル受診の必要はありますが、そこまでとは行かなくても、「最近、少し元気が減ってる」というあなたに、簡単な処方せんをお教えしましょう。 実はオレゴン大学の心理学者であるルインソーン博士は、18~70歳の人を集めて、「この一ヶ月にあなたが行った行動と、その楽しさについて教えてください」 と聞きました。 その結果。 年齢が高くなるほど、「活動頻度」が落ち、また「楽しさ」を感じることが少なくなっていったということが分かったそうです。 まぁ、ある意味、当然といえば当然の結果かもしれません。 老いる ⇒体力が落ちる ⇒活動頻度も落ちる ⇒
少し前にITproにプログラマーは「こころの病」にかかる比率が高いという記事が載っていましたが、あらためて言われるまでもなくプログラマーがストレスで精神を病んで離脱するケースは自分の周りを見ても非常に多いです。こんな状況であればプログラマーに対する危険手当やプログラマー専用うつ保険とかあっても良いと思うのですがなかなか社会は変わらないようです。 このような状況に対抗するにはプログラマー自身が自衛のために知識を得ることだと思います。プログラマーの武器は知識であり、ハックする好奇心なのだから、あらかじめ十分な知識を身につけて不当なストレスに対して有利に戦いをすべきなのです。 1.判断力低下は想像以上に怖い うつで一番恐ろしいのは、気分が憂鬱になることではなく、判断力が低下することです。 判断力が落ちるとどうなるかと言うと、自分が健康なのかどうか判断できなくなり、仕事を休むべきなのかどうかで判断
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