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ブックマーク / kenuchka.seesaa.net (30)

  • 日露関係はまだ終わってない?

    【日ロの平和条約交渉「行き詰まっていない」 ロシア外相】 ロシアのラブロフ外相は15日、日ロの平和条約交渉について、「行き詰まっているとは思わない」と述べた。また、「第2次大戦の結果を認めようとしない日側の意思が条約の締結を妨げている」と話し、交渉の進展は日側の対応次第との見方を示した。 同日、モスクワ郊外で開かれた若者との交流イベントで話した。ラブロフ氏は、北方領土の歯舞群島と色丹島の引き渡しを明記した1956年の日ソ共同宣言について、「ロシアは旧ソ連が負った全ての義務を履行する用意がある」と指摘。安倍晋三首相とプーチン大統領の指示に基づき、対話を継続する考えを示した。 (8月15日、朝日新聞) 対日強硬派の一人と目されているラブロフ外相の発言は重い。 今年に入ってから(あるいは去年から)、日露交渉は急速に進まなくなったが、それはロシアが「中露同盟の強化」を対日交渉と天秤にかけ、前者

    日露関係はまだ終わってない?
    walwal
    walwal 2019/08/22
    「だが、恐らく安倍首相は必ずしも対米従属一本では考えていないため、日露カードを捨てることはないだろう。」
  • 自由と民主の統治原理と抽選制議会の可能性について

    最近欧州では抽選制選挙による代議員の選出が検討されている。 フランスで大統領候補になって20%近く得票したメランション氏などは、公約に国民議会選挙の一部抽選化を謳っていたほどだ。 これは文字通り、有権者の中から完全にランダムで抽選、当選した者が無条件で代議員となる制度である。 実際、マクロン大統領は政府が作成する法案の諮問する機関の一つ経済社会環境評議会の評議員の一部を市民から無作為で抽選すると述べている。 アイルランドやアイスランドでも憲法を審議するために同制度が用いられている。 歴史的には、古代ギリシアやローマでも抽選制が採用されている。 その背景にあるのはエリートとプロ政治家に対する深刻な不信である。 世界を見た場合、アメリカトランプ氏が大統領に当選したが、「エリート中のエリート」「政治のプロ」であるクリントン氏を相手に「素人性」を強調したことが大きな原因になっている。 イギリスで

    自由と民主の統治原理と抽選制議会の可能性について
    walwal
    walwal 2019/08/22
    そういえば、シノドス(だったかな?)で「くじ引き民主主義」を提言していた人がいたなあ。
  • 赴任一ヶ月での教育的感慨: 戦闘教師「ケン」 華東大乱編

    国慶節休暇があったので、実質的に授業を始めて一ヶ月になる。 おおむね生活に慣れ、大学の授業もまだまだ試行錯誤の段階ではあるものの、大体の流れは把握した感じ。 いかんせん初年度である上、15年ぶりの教員業と初めての中国にあって、「何とかこなしてる」というところ。 授業自体は週に3日、7コマ=14時間ではあるが(後期は少し減るらしい)、語学にもかかわらず一クラスに30人もいるため、授業が終われば宿題や課題の山が待ち受けている。二クラス分の宿題があると、60人分になるだけに、思わず呆然としてしまう。 そのため、平日の授業がない日は、午前中は宿題のチェックで終わり(終われば十分なくらい)、午後は次の授業の準備に費やされる。初年度なので、講義ノートを一からつくらないとならないため、下手すると夕べた後も続けることになる。 一ヶ月経て、ようやく効率化に取り組めそうな感じだが、一方で「これじゃダメだ

    赴任一ヶ月での教育的感慨: 戦闘教師「ケン」 華東大乱編
  • 連合、政治介入路線を継続

    【連合、立民と5カ月ぶり懇談 新潟知事選・参院選、連携を確認】 立憲民主党と連合の幹部懇談会が16日、東京都内のホテルで開かれ、与野党対決の公算が大きい新潟県知事選(24日告示、6月10日投開票)や来年の統一地方選、参院選を見据え、連携を深める方針を確認した。政策協定締結に向け調整を進めることでも一致した。 連合の神津里季生会長は懇談後、国民民主党とも同じ内容の政策協定を結ぶ意向を記者団に示した。21日に同党との懇談会を開く。 立憲民主党と連合の幹部懇談会は、旧民主党、旧民進党時代に党執行部と連合が定期的に開いてきた会合の方式を踏襲し、昨年12月に初めて行われた。その後は実施が滞り、約5カ月ぶりの開催となった。 神津氏は、連合が結成を後押しした国民民主党が7日に結党されて間もないことを念頭に「野党の状況を見定めなければ政策協定の議論のスタートを切ることができない」と説明した。 (5月17日

    連合、政治介入路線を継続
  • 上海敵前上陸

    三好捷三 『上海敵前上陸』 図書出版社(1979) 他にあまり類を見ない、第二次上海事変に出征した下士官による戦場回顧録。 輸送船では切り干し大根のみ、上陸後は6日間補給無し、手渡された手榴弾と缶詰は日露戦争の残り物。上陸して10日後には、人以外の分隊員は戦死傷などで全滅。伍長なのに一時は中隊長に(200人からの中隊が20人)。80日後、南京に向かって進撃する頃には、67kgあった体重が43kgになって野戦病院に収容、数ヶ月後、帰国除隊。 戦記物は小学生の頃から40年にわたって読み続けているが、日中戦争ネタは最近読み始めたばかりで、まだまだ気づかされることが多い。 日軍の兵站軽視は十分に認識していたつもりだったが、日華事変勃発当初からロクに機能していなかったというのは驚かされる。筆者は、自分が直接戦闘を避けていたこともあるが、「次にいつ補給が来るか分からない」ことから弾薬を節約、要は小

    上海敵前上陸
  • 『PSYCHO-PASS サイコパス』化する中国

    【China to bar people with bad 'social credit' from planes, trains】 China said it will begin applying its so-called social credit system to flights and trains and stop people who have committed misdeeds from taking such transport for up to a year. People who would be put on the restricted lists included those found to have committed acts like spreading false information about terrorism and causing

    『PSYCHO-PASS サイコパス』化する中国
  • 日本型組織のトップがダメなわけ

    戦争中、日軍に対する評価として「兵卒と下士官は優秀だが、上に行けば行くほど能力が低下する」というものがあった。現在でも、福島原発事故に際しての東電幹部の記者会見や、数々の疑獄における大臣や高級官僚の国会答弁を見ていると、若者が絶望的な未来しかイメージできないのも肯ける。永田町に勤務するケン先生が見ても、国会など「知性も教養も無い連中がバカ騒ぎしてるだけ」にしか思えず、「終わってる観」がハンパ無い。 もっとも、現代の場合、憲法や原発問題で陳情や意見具申してくる者たちも、殆ど岡版『日のいちばん長い日』の軍人たちのような狂騒状態にあり、ネトウヨも含めて昭和初期のような精神状態に陥りつつある気がする。永田町はモンスターどもの対応だけで手一杯で、とても落ち着いて何らかの政治課題を考えながら仕事する環境にはなく、自分が離職を決意した一因になっている。 日型組織が「上に行けば行くほど能力が低下す

    日本型組織のトップがダメなわけ
  • 最近の自民党若手は?

    【首相「秘書を敵に回すな」 豊田氏を念頭?3回生に指南】 安倍晋三首相は13日夜、首相公邸で当選3回の自民党所属の衆院議員約20人と会し、「秘書を敵に回さないように、大事にするように」と指南した。元秘書への傷害と暴行の疑いで書類送検され、不起訴となった豊田真由子前衆院議員と当選同期の「魔の3回生」らで、豊田氏を念頭にした発言とみられる。当時2回生だった時期に暴行疑惑や不倫報道など不祥事が相次ぎ、「魔の2回生」という不名誉な呼称がついていた。出席者によると、首相は会の席で、憲法改正について「国会でこれだけ議論するのは初めて。しっかり議論してほしい」とも述べたという。8日の当選2回生との会では、憲法9条に自衛隊を明記する重要性を訴えていた。 (2月13日、朝日新聞) 【安倍晋三首相“魔の3回生”と会 「地元回って声を拾って」】 安倍晋三首相は13日夜、首相公邸で自民党の衆院当選3回生約

    最近の自民党若手は?
  • 自民党内ですら難航する改憲

    【石破氏、首相の政治姿勢を批判 「党内の積み上げ無視」】 自民党の石破茂元幹事長は18日のラジオ日の番組で、「憲法もそうだが、党内で積み上げたものを無視した形で、『自分はこうなんだ』とやるのが時々ある」と述べ、安倍晋三首相の政治姿勢を批判した。 憲法9条改正をめぐり、1、2項を維持した上での自衛隊明記案を掲げる安倍首相に対し、石破氏は2012年の党改憲草案に沿って、交戦権を否認する2項の削除を主張。党内論議を積み重ねた草案を重視する姿勢を打ち出しており、改めて首相の政治手法に疑義を呈した形だ。 昨年の衆院選で、安倍首相が消費増税の税収増を使った教育無償化を打ち出したことについても、石破氏は「車のラジオで聞いて、ひっくり返って驚いた。そんな話は聞いたこともない」と、安倍首相の政治手法に首をかしげた。番組は6日に収録された。 (2月18日、朝日新聞) 安倍総理の「最もやりたいこと」であるはず

    自民党内ですら難航する改憲
  • 2019年夏トリプル選挙に向けた動き

    【もう衆院選? 支部長選任急ぐ=山梨、福岡などで調整難航―自民】 自民党は今月下旬から、これまで未定の衆院小選挙区支部長の選任を急ぐ。衆院選は当面ないとみられているが、来年予定される統一地方選や参院選をにらみ、早期に態勢固めを図るのが狙いだ。ただ、昨年の衆院選で勝ちきれなかったり、しこりが残ったりした選挙区では、調整が難航しそうだ。 自民党は全289選挙区のうち258で既に支部長を置いた。公明党に譲っている9選挙区を除くと、残りは22選挙区。この中には、比例代表での復活当選を含め現職がいるにもかかわらず、支部長が空席の選挙区も存在する。 山梨1区は宮川典子、中谷真一両氏が選挙区と比例で選挙ごとに入れ替わる「コスタリカ方式」を採用してきたが、導入後の過去2回の選挙ではいずれも比例復活にとどまった。比例の当選枠が奪われることに南関東ブロックの他県連の反発は大きく、同方式の解消論も出ている。 福

    2019年夏トリプル選挙に向けた動き
  • ピリオドゲームズ「国防軍の夜」テスト

    ピリオドゲームズ「国防軍の夜」-第二次世界大戦におけるドイツ陸軍内の派閥抗争をしみゅれーとした同人作品。 「我らが伍長閣下は、今度はギリシアだってよ」 「どうせ2VPだし、カイテル一派にでもやらせておけ、失敗したらそこはそれさ」 「この国賊がー!!!」 現実の政治や党内派閥もこんな感じですわ。 二人プレイではさすがに微妙だったけど、超楽しそうなのは分かったので、いずれ4人くらいでプレイしたい。

    ピリオドゲームズ「国防軍の夜」テスト
    walwal
    walwal 2017/11/23
    おもしろそう
  • 質問時間配分の妥当性について

    【野党の質問時間削減「反対」55% 朝日新聞世論調査】 朝日新聞社が実施した11、12両日の全国世論調査(電話)によると、国会での野党の質問時間を減らす自民党の提案に「反対」は55%で、「賛成」の29%を上回った。6日にあった日米首脳会談については59%が「評価する」とした一方、日米が一致して北朝鮮への圧力を高めていくことには、「不安の方が大きい」56%が「期待の方が大きい」35%を上回った。 今回の日米首脳会談を「評価する」とした層でも、北朝鮮に圧力を高めていくことには「期待」48%、「不安」45%と拮抗(きっこう)。トランプ大統領を同盟国のリーダーとしてどの程度信頼できるか聞くと、「あまり」と「まったく」を合わせた「信頼できない」は61%に上り、「大いに」と「ある程度」を合わせた「信頼できる」の37%を大きく上回った。 野党の質問時間削減案については、自民支持層では「賛成」48%、「反

    質問時間配分の妥当性について
  • むずかしい選挙 2017

    明日より選挙中盤。 「希望」の大波に押しつぶされる危機は去ったものの、立憲も一部のリベラル派から強い支持を受けているだけで、広がっているわけではなく、「負けない」戦いを演じるのが精一杯というところだろう。 現実には、元民進議員の多くは希望で討ち死に、立憲では健闘するとは思われるが、なかなかに難しい。 一部のリベラル派が盛り上がっているのに対し、従来の支持層はむしろしらけている(また自分と関係ないところで分裂、合流か)感じがあり、大きな温度差がある。同時に、非常に票が読みにくい展開となっていて、戦況把握が困難になっている。要は「戦場の霧」が濃すぎて一寸先が見えない展開なのだ。 同時にマスゴミが立憲を持ち上げるものだから、陣営は緩むし、他陣営からは敵視されるし、やりづらいったらありゃしない。 【追記】 RM党の発足がギリギリ選挙に間に合ったのは、旧社会党系の大重鎮であるA先生によるところが殆ど

    むずかしい選挙 2017
  • 民進から希望で政治資金は?

    「カネの問題はどうなるんだ?」旨の問い合わせがあったので、皆さんの疑問に答えます。今回、民進党から希望の党に移籍する人々は、すでに民進党から選挙資金が交付されているわけで、それは政党総支部の口座に入金されています。候補者の口座ではありません。結果、民進党の政治資金を希望の選挙運動に流用するという手続きになります。政治資金規正法は、いくつかの例外を除いて原則的には「政治活動の公明と公正を確保し、もつて民主政治の健全な発達に寄与する」ということで、その使途を細かく規定していません。つまり、「違法では無い」のです。ですが、同時に「公明と公正」「いやしくも国民の疑惑を招くことのないように、この法律に基づいて公明正大に行わなければならない」とも規定しています。 なお、先に離党したある人は「民進党から下りてきたカネがあるだろう。500万円供出したら、公認出してやってもいい」と言われたとか。もともと今回

    民進から希望で政治資金は?
  • リベラル派は地下潜行?

    いまや民進党の左派・リベラル派なんて、ソ連とナチス・ドイツに独ソ不可侵条約を結ばれてしまったポーランド社会党や、あるいは第二インター下で第一次世界大戦が勃発した時の国際主義者のような立ち位置に追いやられているのです。

    リベラル派は地下潜行?
  • 満蒙開拓団に合掌

    『満蒙開拓団―虚妄の「日満一体」』 加藤聖文 岩波現代全書(2017) 意外とあるようで無い、満蒙開拓団の歴史。昭和恐慌などによる農村の疲弊にはじまり、満州事変を経て開拓団の編成と派遣が国策化されるが、関東軍による屯田兵、現地召集兵確保の意向などによって歪められ、日中戦争の勃発によって景気が回復、若年労働力が不足し、いつしか官僚的な対応が強まって、「志願者対象」としながらも強制移住に近いものになってゆく。現代の学校部活動や「ボランティア」にも通じるものがある。恐ろしいほどの無責任体質がそれだ。 満蒙開拓団はどれも悲惨な結末を迎えるのだが、中でも酷いと思ったのは東京からの開拓団だった。戦況の悪化で生活が立ちゆかなくなったり、空襲で被災した東京市民で疎開のあても無かった人たちが、農業技術も無いのに、政府の勧めに従って満州に渡るが、一年あるいは一年半もたたずにソ連侵攻を迎えている。 例えば「興安

    満蒙開拓団に合掌
  • 政界はサイコパスだらけ

    とよまゆ、キました。実はハッキリ覚えてないけど、2年くらい前にJM党の先輩から「ケンちゃん、誰でもいいから秘書になってくれる人いないかな~」と言われたことがある。続けて「ケンちゃんにだけ言うけど、ちょっとサイコパス入っているみたいなんだよね」とも。「ちょっと」じゃないじゃないですか~!いや、マジで誰か紹介しないで良かった。 元官房長官が「あんなのいくらでもいる」みたいなことを口走ったらしいが、そこは当。 程度の差はあれど、角エーの娘とか、「ソーリソーリ」とかがそうだし、つい最近ではMS党のG議員が防衛省の女性キャリアに対して「お前なんかいつでもクビにしてやる」と凄んだり、同人が泥酔してタクシー運転手に乱暴を働いたケースがあり、いちいち覚えていられないほど多い。 あと、どこぞの党代表は、TVで堂々と自分の夫を「犬以下」と宣言していた。90歳の老人を「議員専用だから」とエレベーターから追い出

    政界はサイコパスだらけ
  • センス無い裏切り

    【民進、長島氏を除名へ=「都議選控え敵前逃亡」】 民進党は10日夕の執行役員会で、長島昭久元防衛副大臣の離党届を受理せず、除籍(除名)処分とする方針を決めた。11日の常任幹事会を経て正式決定する。執行部は長島氏が党東京都連幹事長だったことを重視し、「7月の都議選を控えた敵前逃亡であり責任は重大」(幹部)と判断した。昨年3月の民進党結党後、除籍処分となる国会議員は初めて。執行部は長島氏が務めている衆院東京21区の支部長の後任を速やかに選定する方針だ。 (4月10日、時事通信) どうでもいい話だが、一応コメントしておこう。 政治を担う以上は、離合集散は避けられないし、反逆・裏切りも日常茶飯事、褒められたものではないが、評価は価値観次第なので(政治的良心に従った反逆は許されるか)、否定はしない。だが、この間、民主党・民進党からは櫛の歯が欠けるように1人ずつ離党しているが、これはいただけない。ハッ

    センス無い裏切り
  • スマホとかあり得ないよね

    【ロ外相、スマホ不携帯を告白 CIAによるハッキング疑惑受け】 米中央情報局(CIA)によるハッキング疑惑を内部告発サイト「ウィキリークス」が暴露したことを受けて、ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相は9日、ハッキング被害を回避するため、「デリケートな問題」が絡む協議にはスマートフォンを持ち込まないようにしていると明かした。ドイツのジグマル・ガブリエル外相とモスクワで臨んだ共同記者会見の場でラブロフ氏は、「私自身は、デリケートな問題が関わる協議には電話を持ち込まないようにしている」と話し、「少なくとも私は今のところ、不都合な状況には陥らなくて済んでいるようだ」と述べた。ラブロフ氏はさらに、CIAはスマートフォンだけでなく「冷蔵庫にも」侵入できると聞いたと、冗談めかした口調で付け足した。 (3月10日、AFP) 私の周囲にいる政界人もまず9割以上の人がスマホを装備しているが、情報や諜報に対する意識

    スマホとかあり得ないよね
  • ルペン氏が快進撃中

    【極右政党ルペン氏が図るフランス革命、ユーロ離脱と「新フラン」発行】 フランス極右政党、国民戦線(FN)のルペン党首は、大統領選で当選すればユーロの通貨同盟を離脱し、金融政策を国家の手に取り戻して新たな通貨を発行する計画だ。同氏の主任経済顧問が明らかにした。 アドバイザーのベルナール・モノ氏は4日にリヨンで開かれた集会に際して、ルペン氏の政策を説明。米国でドナルド・トランプ氏を勝利に導いた大衆迎合主義にならい、「金融の主権を取り戻す」ことがルペン氏の政策の重要な柱だと述べた。4月23日に行われる第1回投票についての世論調査では、ルペン氏が支持率首位を保っているが、決選投票での勝利を示唆する調査結果はない。 ルペン氏は当選した場合、直ちに欧州連合(EU)首脳と欧州中央銀行(ECB)の会議を招集し、かつての欧州通貨単位(ECU)のような各国通貨のバスケットを採用してユーロに代えるよう要請する考

    ルペン氏が快進撃中