昨晩、一昨晩に放映されたドキュメンタリーを視聴。 NHK BS1 BS世界のドキュメンタリー 「無実の自白 〜えん罪はなぜ起きたのか〜 前編」 NHK BS1 BS世界のドキュメンタリー 「無実の自白 〜えん罪はなぜ起きたのか〜 後編」 当ブログでこれまでとりあげてきた「虚偽自白」についての科学的知見に照らせばこれといって目新しい内容ではなかったが、逆に言えば虚偽自白という問題がもつ一般性を改めて確認することができた。特に、死刑の存在が虚偽自白の強い誘因になることや、またポリグラフの結果のように被疑者の心理に大きな影響を与えるデータが捜査機関に独占され恣意的に利用される(しばしば被疑者に嘘の結果が告げられたりする)ことの危険性を強く印象づけられる。 他方で、この番組でとりあげられたケースは、被疑者のDNAと犯行現場に残されたDNAとの不一致という鑑定結果が出るたびに警察がさらなる「共犯者」
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