タグ

資本主義に関するyukio2005のブックマーク (27)

  • そんなことを訊かれても - 内田樹の研究室

    仕事始めに取材がふたつ。 太田出版の『atプラス』という雑誌と、『週刊プレイボーイ』。 媒体は違うが、たぶんどちらも対象としている読者の世代は同じくらい。 20代後半から30代、いわゆる「ロスジェネ」世代とそれよりちょと下のみなさんである。 生きる方向が見えないで困惑している若い諸君に指南力のあるメッセージを、というご依頼である。 『atプラス』の方はかなり学術的な媒体なので、「交換経済から贈与経済へ」という大ネタでお話しをする。 「クレヴァーな交換者から、ファンタスティックな贈与者へ」という自己形成モデルのおおきなシフトが始まっているという大嘘をつく。 もちろん、そのようなシフトは局所的には始まっている。 けれども、まだまだ顕微鏡的レベルの現象である。 それを「趨勢」たらしめるためには、「これがトレンディでっせ」という予言的な法螺を吹かねばならぬのである。 めんどうだが、そういう仕事を電

  • 仕事始め - 内田樹の研究室

    朝から母の家の居間で原稿書き。 最初に『ブルータス』の「吉隆明特集」へのアンケート回答。 「最初に読んだ吉隆明のは何ですか?」というようなアンケートである。 私が最初に読んだのは『自立の思想的拠点』で、1967 年、高校二年生のときのことである。 その頃、私のまわりには吉隆明を読んでいる人はまだそれほど多くなかった。 70 年に大学に入った時点でも、決して多くはなかった。 私は全共闘の諸君は全員吉隆明の愛読者だと思っていたので、「誰、それ?」というリアクションに仰天した覚えがある。 大学に入って最初に「吉っていいよね」という私の言葉にそっと頷いてくれた相手は意外にも民青の活動家だったウエムラくんであった。もちろんそのようなカミングアウトは彼の党派的立場からはありえないことだったのだけれど。 時代が経つと、「1968 年には日中の大学生たちはみな吉隆明を熱狂的に読んでいた」と

  • メシアニズムなきメシア的なもの - 池田信夫 blog

    「希望」の話はまだまだ続き、今度は平岡公彦氏からむずかしいTBが来た。この問題がデリダやニーチェとつながるのは自然なので、少し立ち入って考えてみよう(これは別の意味でtechnical)。 デリダは『マルクスの亡霊たち』の中で、メシアニズム(messianisme)とメシア的なもの(le messianique)という区別を導入した。これは彼独特のわかりにくい用語法だが、簡単にいうとメシアニズムというのはキリスト教のように特定の目的をもつ積極的な救済、メシア的なものというのは「今とは違う状態」を求める否定的な救済である。いうまでもなくデリダが依拠するのは後者で、その観点からマルクスのメシアニズムを批判する。 マルクス主義は一度も幸福な社会を築いたことがないが、100年以上にわたって大きな影響力を持ち続けてきた。その最大の求心力は、現在の社会を全面的に否定して救済を求めるメシア的な希望を

  • お金について考える 〜僕と未来と資本主義〜 | 創業記

    archives July 2022 (1) June 2020 (1) January 2020 (1) May 2019 (1) April 2019 (1) December 2017 (2) March 2017 (1) September 2016 (1) August 2016 (3) June 2016 (1) May 2016 (1) April 2016 (2) March 2016 (1) January 2016 (2) December 2015 (1) November 2015 (8) July 2015 (1) December 2014 (6) November 2014 (1) October 2014 (5) August 2014 (18) June 2014 (5) May 2014 (3) April 2014 (4) March 2014 (1)

    お金について考える 〜僕と未来と資本主義〜 | 創業記
  • グリーン革命 - 池田信夫 blog

    池尾・池田で意見が違う点はあまりなかったのだが、ほとんど唯一違ったのが「バブルは事前に防げるか」という問題だった。私は「バブルを予防するのは無理だ。政府や中央銀行にできるのはバブル崩壊のショックを緩和することだけだ」といったが、池尾さんは「それはFEDビューで、今回の問題の元凶になった。BISビューではバブルについての客観的基準を設けようとしている」という。 バブルの発生しているとき「これはバブルだ」というとバカ扱いされるが、あえてやると、私は環境が次のバブルだと思う。オバマ政権の最大の柱も、日の追加補正も「環境」とつけば何でも通る状態だ。10年ほど前に「IT」といえば何でも通ったのとよく似ている。そして環境問題そのものは悪いことではなく、長期的にみれば化石燃料がなくなることも明らかだ。ITが21世紀の基幹産業になることが今でも間違いないのと同じだ。バブルは、長期的には正しいのだ。問

  • 資本主義は「赤の女王」である

    ルイス・キャロルの『鏡の国のアリス』に、赤の女王というキャラクターが出てきます。この世界では、すべてがあべこべで、アリスが女王と一緒に走ってもまわりの風景は変わりません。アリスが驚いて「まあ、まるでずっとこの木の下にいたみたいだわ! なにもかももとのまま!」というと、女王はこう答えます。「ここでは同じ場所にとどまるだけで、もう必死で走らなきゃいけないんだよ。そしてどっかよそに行くつもりなら、せめてその倍の速さで走らないとね!」 このメタファーは有名で、生物学にも「赤の女王仮説」というのがありますが、ビジネスにも通じます。資主義は、つねに新しいことを続けていないと競争に敗れる、赤の女王の世界なのです。これは実は、新古典派経済学が想定している市場経済とはまったく別の原理です。市場経済は古典力学的な均衡に向かう熱的な孤立系で、均衡状態では利潤はゼロになります。しかし利潤がゼロになったら、資

    資本主義は「赤の女王」である
    yukio2005
    yukio2005 2009/03/15
    資本主義は、つねに新しいことを続けていないと競争に敗れる、赤の女王の世界
  • 資本主義の先の姿とか: 楽しい投資研究所のブログ

    主宰者:庄司 卓矢 職業:投資家/公認会計士 楽しい投資研究所: http://www.1toushi.com/ ■楽しい投資研究所の錦の御旗(あるいはミッション): 「決算書を、投資家にとって身近なものとする。ひいては日の証券取引の場を、健全な資市場とし、市場を通じたコーポレートガバナンスによって、優れた、尊敬できる会社をバックアップし、さらには豊かで幸せな国づくりに資する。」 ■メールを送る: こちら ※プライベートなグルメ地図: 地図">地図 ■経験に即した物事は、知識と呼ぶに値する。それ以外のものはみな、ただの情報に過ぎない。(A. Einstein)

    yukio2005
    yukio2005 2009/02/16
    共産主義の失敗は、その思想が未熟だったせいではなくて、人が未熟だったせいではなかろうか。資本主義の世の中で、CSRとか、社会貢献とかいうことばが出てくるあたり、興味深い流れ
  • 朝日新聞(08・9・28)「耕論」『「貯蓄から投資へ」?』 - jmiyazaの日記(日々平安録2)

    新聞を読むのを読書とはいわないだろうが・・。 最近、池田信夫氏のハイエク論や小幡積氏の資主義論などを読んできた。市場とは何かとか、資主義とは何かという話題である。たまたま今日の朝日朝刊にそれにかかわるような話題が載っていた。「耕論」という欄の『「貯蓄から投資へ」?』である。現在、政府は証券優遇税制というのを推進しているのだそうで、その是非につき、三人のひとが自論を展開している。賛成派が勝間和代さんというひと。中立派が小宮一慶さんというひと、反対派(?)あるいは無関心派(?)が橋治さんである。 勝間和代氏の論:「貯蓄から投資へ」というのはリスクを自分でとれ!ということである。日はもはや通常の産業分野では頭打ちである。これからは金融・情報大国化が道であるとすれば、資に(つまりはお金に)働いてもらう必要がある。日人は銀行に膨大な貯金をしているが、これは死に金である。生きたお金ではな

    朝日新聞(08・9・28)「耕論」『「貯蓄から投資へ」?』 - jmiyazaの日記(日々平安録2)
  • isologue - by 磯崎哲也事務所: (女子大生、イタリアまで行っちゃった!)

    isologue - by 磯崎哲也事務所: (女子大生、イタリアまで行っちゃった!)
  • 資本主義という奇蹟 - 池田信夫 blog

    また磯崎さんからのTBをネタにして恐縮だが、「個が確立していない社会で市場経済をやるというのは、結構キツいんじゃないか?」という問題を、私もいま講義でテーマにしている。特に重要なのは、人類の所得が産業革命以後、わずか200年で1万倍以上になったのはなぜか、という謎だ。ちょうどその講義ノートを書いていたので流用すると、これには古来、多くの答があるが、私はこの資主義という奇蹟は、17〜8世紀のイギリスに一度だけ起こり、他の経済的に成功した国は、それを輸入したのだと思う。その要因として有名なのは資蓄積(Marx) 近代的個人の成立(Weber) 財産権の確立(North-Thomas) 法の支配(Hayek) 科学と技術の融合(Mokyr)こうした要因がすべてそろったことが近代西欧の成功の要因だったが、このうちどれを重視するかは人によって違う。かつて重視された1は、現在ではあまり問題

  • 姜尚中氏の通俗的ウェーバー論 - 池田信夫 blog

    けさの朝日新聞で、姜尚中氏がマックス・ウェーバーの「精神なき専門人、心情なき享楽人」という有名な言葉を引用して、こう書いている:ウェーバーが予見した社会をいま我々が生きている。金儲けのための金儲けと、跋扈する精神のない専門人、そしてその影響としての格差や貧困・・・大塚久雄から半世紀以上たっても、こういう通俗的なウェーバー解釈を東大教授が教えているのかと思うと、うんざりする。姜氏には『マックス・ウェーバーと近代』という著書もあるから素人ではないが、このでもひたすらウェーバー解釈学が展開され、肝心の歴史的事実はどうだったのかという検証はまったく行なわれていない。 これは日だけで異様な発達を遂げた「ウェーバー学」の特徴だが、元祖の大塚は、むしろ西洋経済史の実証からマルクス主義的な「生産力・生産関係」の図式を批判し、(今でいう)起業家精神に資主義の起源を求めた。そのよりどころにしたのが、ウ

  • 放送業界と江戸時代の「幕藩体制」 - 池田信夫 blog

    ASCII.jpのコラム「地デジのIP放送、なぜ東京ローカル?」に、鬼木甫氏(大阪学院大学教授)からコメントをいただいたので、そのまま掲載する:「地デジのIP放送、なぜ東京ローカル?」を読んで、筆者は江戸時代の幕藩体制を連想します。「自由な移動を許さない」点で両者が共通しているからです。 江戸時代には国民がそれぞれの藩内に閉じ込められ、藩外への移動は関所によって制限(規制)されていました。このシステムは、藩主と藩の支配者(上級武士)が藩を統治し、藩内の農民から富(租税)を集める役を果たしていました。もし藩外への移動を自由化すれば、農民は暮らしやすい場所に移ることになり、農民からの収税の上に成り立っている体制が崩れるからです。そして全国にわたる藩の頂点に幕府があり、将軍を名目的リーダーとした幕閣が幕藩体制を動かしていました。つまりこのような幕藩体制は、武士による農民の支配を維持し、「中世的

  • 暴走する資本主義 - 池田信夫 blog

    Supercapitalismの訳が、来週出る。タイトルが悪趣味で、内容をなぞっただけのよけいな解説がついているが、著者はオバマの政策顧問なので、民主党政権のアメリカを予測する上では必読書だ。 邦題からは、ありきたりな「市場原理主義批判」や「格差是正」などの(日のような)古い民主党の政策を連想するが、内容は資主義が20世紀型の工業社会を超えた「超資主義」に変質を遂げ、よくも悪くも世界の政治を変えると予測するものだ。それが民主主義とは必ずしも一致しないことを著者は批判するが、それは従来型の「大きな政府」的パターナリズムとは違う。当にこういう政策が実現されるとすれば、オバマはアメリカ物の変化をもたらすことができよう。

  • 銀行の起源 - モジログ

    ウィキペディアの「銀行」のページに書いてある、「銀行の起源」が面白い。 ウィキペディア - 銀行 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%8A%80%E8%A1%8C <現在のような形態の銀行が誕生したのは、中世末期のイギリスにおいてである。 当時、主要な決済手段は金であった。貨幣経済の興隆に伴い商業取引が増大し、多額の金を抱える者が出てきた。金を手元に抱え込むリスクを懸念した金所有者は、ロンドンでも一番頑丈な金庫を持つとされた金細工商・ゴールドスミスに金を預けることにした。ゴールドスミスは金を預かる際に、預り証を金所有者に渡した。 しばらくして、ゴールドスミスは自分に預けられている金が常に一定量を下回らないことに気付いた。これは、支払いに用いられた金を、受け取った業者がすぐに預けに来ることが原因であった。また、中にはキリのいい単位で金を預け、その預り証をそのまま

  • 日本企業は世界の潮流に乗り遅れていないか? ――『未来をつくる資本主義』

    経済の成熟や少子化などを背景に、国内市場での競争を続けていても大きな成長は期待できない。国内に閉じた視点で新たなモノ・サービスの開発に取り組むだけでは、日企業は世界と隔絶した「ガラパゴス化」や「パラダイス鎖国」を免れまい。競争の激しい「レッド・オーシャン」から未開の市場「ブルー・オーシャン」へ。そんな視点で世界を眺めるとき、あなたにはどんな可能性が見えるだろうか。 『未来をつくる資主義』著者:スチュアート・L・ハート、訳者:石原薫、定価:体2,200 円+税、体裁:四六判 上製 文352ページ、ISBN:978-4-86276-021-0、発行:2008年3月、英治出版 書『未来をつくる資主義』は、それを明らかにしてくれる。ますます関心の高まっている環境問題、貧困・飢餓、資源・エネルギー問題といった「世界の難問」の中にこそ、新たなビジネスの莫大なチャンスがあるのだ、と。 著

    日本企業は世界の潮流に乗り遅れていないか? ――『未来をつくる資本主義』
  • 資本移動が活発な時は世界が不安定になりやすい Doblog - いちカイにヤリ 投資世代(ロシア株、インド株、中国株、ブラジル株、ADR、BRICs) -

  • 「情報大航海時代」の航海術 - 池田信夫 blog

    先月、情報大航海プロジェクト(通称「日の丸検索エンジン」)のシンポジウムが行なわれた。席上、プロジェクト側が技術的な成果を説明したのに対して、会場からは「こういう産業政策はもう古いのではないか」とか「ビジネスモデルが見えない」といった疑問が相次ぎ、演壇の某教授(学界の長老)が「若者を育てようとしているのに、それをdiscourageするような話ばかりするな」とキレたそうだ。ここに問題が象徴されている。その長老教授は、主観的には善意で新しいプロジェクトを育てているつもりなのだ。 このプロジェクトの名前に「大航海」とついているのも皮肉である。以前の記事でも書いたように、株式会社という制度は、この大航海時代に生まれたものだ。それは、出航した船の半分以上は帰ってこない、非常にリスクの高いプロジェクトの資金を調達するため、リスクを株式という形で小口にわけ、無事に帰ってきたらもうけは株主が山分けでき

  • ITAKURASTYLE「タクシードライバー症候群など」 - 板倉雄一郎事務所

    <EDINETリニューアル> 既にご存知の方も多いと思いますが、EDINETがリニューアルされました。 期待されているXBRLは先送りですが、インターフェイスの改善による検索性が高まっているようです。 まだ、じっくり触ったわけではないので、僕のコメントは現時点ではありませんが、皆さんも是非使ってみてください。 ただし!(リニューアル直後だからでしょうか)すんごく遅いです(笑) <個人マネー外貨預金へ> 円高を受けての行動だとは思いますが、もし外貨預金に走っている個人が「そのリスク」について十分承知しているとすれば、「これ以上の円高の可能性は低い」と思っていることになりますが、当にそうでしょうか。 為替の行方を予測するのは極めて難しいことですから、なんとも言えませんが、皆さん結構「リスクテイカー」だなと思います。 この数週間に外貨預金をした(=円売りした)個人が結構居る(←だからこそ新聞な

    yukio2005
    yukio2005 2008/03/19
    本来、「価値と価格の交換」をしているだけの話であって、どちらかが「偉い」というわけじゃない
  • Rauru Blog >> Blog Archive >> 情報のストック vs フロー

  • 株主を重視しない経営 - 池田信夫 blog

    北畑発言にみられるように、日人の「株主ぎらい」は根深い。これは従来、いわゆる間接金融の優位や株式の持ち合い、あるいは日の経営者が株主の介入をきらう心理などによって説明されてきたが、書はそれを日の株式市場の特殊性によって説明しようとするものだ。 堂島の米市場で世界初の先物市場が成立したことはよく知られているが、このように投機的な市場が早くから発達していたことが、株式市場にひずみをもたらした。戦前の株式市場では、出来高の9割は先物取引だったという。今でも株式を「銘柄」とよぶのは、商品取引の感覚だ。商品市況にはファンダメンタルズという概念はなく、気候などの偶然に支配されるのでギャンブルに近い。先物などの保険が発達したのも、こうしたリスクをヘッジするのが目的だった。配当性向もきわめて低かったため、インカムゲインはほとんど問題にならず、短期の投機的な売買が中心になった。 他方、企業の側も