2006年11月04日21:55 カテゴリ書評/画評/品評書評/画評/品評 「資本」論 そういえば、これもずっと未書評のままだった。 「資本」論 稲葉振一郎 インタラクティヴ読書ノート別館の別館 - 「経済2.0」とか「複素経済学」とか あと私の http://hotwired.goo.ne.jp/altbiz/inaba/031202/textonly.html とか、『所有と国家のゆくえ』末尾の稲葉「経済成長の必要性について」とかをご覧ください。 本書、「『資本』論」は、数ある経済学の新書の中では、一番「大風呂敷」な本だと思う。なにしろ、冒頭の引用がEganの「順列都市」の以下の下りである。 今や全地球的な生態系は、街の小気候と同じで、人工の産物よ。 この大風呂敷ゆえに、 Amazonの書評より ステーキとフォアグラと北京ダックと寿司とをいっぺんに食べたら胃もたれになります。 という感