「安心しておいしい物が食べられる」。女性は嬉しそうに舌鼓を打った。=2日、東京半蔵門・エリオ 写真:田中撮影= どこで採れたものやら分からない。ましてベクレル数も分からない。食べ物を口にする時、多くの人が抱く不安だ。政府やマスコミが「安全性」を強調し「食べて応援しよう」などとキャンペーンを張ったところで、食物摂取による内部被曝への不安は付いて離れない。 こうしたなか、産地や食の安全性に徹底的にこだわる飲食店が横につながった。その名も「飲食セーフティーネットワーク」(代表:藤井悠さん)。「放射能から子どもたちを守る全国ネットワーク」の事務局スタッフを務めている藤井さんが、「飲食の世界でも放射能から客を守りたい」と思い立ち上げた。 「ネットワーク」には現在のところ10店舗が加盟しているが、参加を希望する飲食店からの問い合わせが絶えない。2日、ネットワークの事務局が置かれている都内のレストランで
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