DoubleLine Capitalのジェフリー・ガンドラック氏がYahoo Financeのインタビューで、かつていくらお金を刷っても問題ないと主張したMMT(現代貨幣理論)について痛烈なコメントをしているので紹介したい。 莫大な政府債務と国債暴落 アメリカの政府債務がいよいよ大きな問題になりつつある。コロナ後にアメリカで行われた莫大な現金給付によってインフレが発生し、それに対処するためにアメリカでは利上げが行われたが、結果莫大な政府債務に対する利払いが急増し、利払いのためにアメリカ政府は更に借金を増やさなければならなくなっている。 これはもはや無限ループである。利払いが増加したので借金で対応しているが、借金をすると利払いが更に増える。 そうすると債券市場には米国債があふれかえることになる。このことに気づいたアメリカの市場では米国債が暴落している。 チューダー・ジョーンズ氏: 米国債の大