5月22日、岸田文雄首相は、米モルガン・スタンレーが都内で開催した世界の機関投資家向けコンファレンスで、政府が創設の検討を進めている「金融・資産運用特区」について、創設を加速させる意向を示した。写真は2023年11月、都内で代表撮影(2024年 ロイター) [東京 22日 ロイター] - 岸田文雄首相は22日、米モルガン・スタンレー(MS.N), opens new tabが都内で開催した世界の機関投資家向けコンファレンスで、政府が検討を進めている「金融・資産運用特区」について、創設を加速させる意向を示した。来週、特区候補の4都市と面談し、構想を具体化する。 岸田首相によると、企業の年金基金や保険会社、学校法人などのアセットオーナー(資金の出し手)に対して、一層の機能強化を図る。年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)や共済組合などの公的なアセットオーナーには、政府が夏にも策定する行動規