【カイロ篠田航一】エジプトのイスラム教最高指導者シャウキー・アラム師は今月に入り、仮想通貨の代表格としてインターネット上でやり取りされる「ビットコイン」について、「投機性が高く、イスラム教で禁じる賭博に似ている」として取引を禁じるファトワ(宗教令)を出した。政府系紙アルアハラムなどが伝えた。 ビットコインは2009年ごろからネット上で流通し、日本でも取引が盛ん。価格は日々変動し、民間の販売所などで購入して市場で取引できる。ドルや円など通貨との交換レートが変動するため、利益を…
![エジプト:ビットコイン禁止に「イスラム教義に反する」 | 毎日新聞](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/d2b0ce25f8cd28ad6117654e4e5d602c7530dbc4/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn.mainichi.jp%2Fvol1%2F2018%2F01%2F15%2F20180115k0000m030056000p%2F9.jpg%3F1)
きょうは文化の日。現行憲法が71年前に公布された日でもある。 戦前の11月3日は「明治節」と呼ばれる祝日だった。明治天皇の誕生日に由来する。 戦後に名称が変わったのは、新憲法制定時の首相、吉田茂がこの日を公布日に選んだためだ。公布から半年後の5月3日が自動的に憲法の施行日になり、両日はともに憲法を母体とする祝日になった。 ところが、数年前から11月3日を「明治の日」に改称させるための政治活動が目立ち始めた。2011年に結成された明治の日推進協議会には、右派団体「日本会議」系の人びとが数多く名を連ねている。 見過ごせないのは、安倍晋三首相と思想・信条が近い政治家が積極的に運動を後押ししていることだ。 稲田朋美元防衛相は先週末に開かれた関連のシンポジウムに対し「私も明治の日創設の法律化に向け、同志の皆様と手を携えて全力を尽くします」とのメッセージを寄せた。 古屋圭司衆院議運委員長(自民)も主要
愛知県選管に抗議殺到 「オッサン社会のいやらしさ」指摘も 愛知県選挙管理委員会に23日早朝から抗議や問い合わせが殺到し、24日夕も電話が鳴りやまない異常事態となっている。無所属の山尾志桜里氏が自民党候補に辛勝した衆院選愛知7区の開票結果を巡り「1万票を超える無効票は異常」「陰謀では」「警察に通報した」とネット上で炎上しているのだ。「当選は不正」と見出しで断じるウェブメディアも現れた。騒動の背景に何があるのか。【小国綾子】 山尾氏は自民党の鈴木淳司氏(比例復活)に834票の小差で勝利。無効票は1万1291票だった。愛知県選管は23日午前1時半ごろ、確定結果を公表した。疑問の声は直後に出始め、確認できた範囲では午前1時56分、ネット掲示板に上がった。ツイッターなどでも同2時ごろから「怪しい」「対立候補の有効票を不当に無効化したのでは」など再集計を求める意見が次々に登場。「開票作業のバイト、国籍
データ不正問題についての記者会見で厳しい表情を見せる川崎博也会長兼社長(中央)。手前は内山修三ものづくり推進本部長=東京都港区で2017年10月13日午後5時58分、竹内紀臣撮影 神戸製鋼所の品質検査データの改ざん問題で、不正が数十年前から続いていたことがOBなど同社関係者への取材で分かった。同社は約10年前から改ざんがあったと説明しているが、開始時期はさらにさかのぼることになる。組織的に不正を繰り返す同社の体質が改めて浮かび上がった。 「少なくとも40年前には、製造現場で『トクサイ(特別採用)』という言葉を一般的に使っていた。今に始まった話ではない」。1970年代にアルミ工場に勤務していた元社員は40年以上前から不正があったと証言する。取引先が要求した基準から外れた「トクサイ」であるアルミ板を「顧客の了解を得ないまま出荷していた」と説明。その際、「検査合格証を改ざんしていたようだ」と話す
街頭演説後、聴衆と握手する枝野幸男元官房長官=東京・有楽町で2017年10月3日午後5時24分、小出洋平撮影 民進党の枝野幸男代表代行が衆院選に向けて結成した新党「立憲民主党」は3日、総務相あての設立届を東京都選管に提出し、受理された。毎日新聞の取材では、枝野氏や長妻昭元厚生労働相ら民進党の前衆院議員14人のほか、元職11人、新人23人が既に参加の意向を表明。希望の党から公認を拒否された民進の候補予定者らがさらに加わるとみられ、立憲民主党からの出馬は50人を超える公算が大きくなった。 設立届では新党の代表を枝野氏とし、前衆院議員6人が名を連ねた。長妻氏は記者団に、全国11の比例ブロック全てに候補者を擁立する考えを明らかにした。
記者の質問に答える民進党の枝野幸男代表代行=衆院第1議員会館で2017年10月1日午前11時13分、西本勝撮影 民進党の枝野幸男代表代行は1日、希望の党に合流しない民進党前衆院議員らを集めて、新党を結成する方針を固めた。希望の党が民進党の全員合流を認めないことに反発した。希望に参加できない前衆院議員を救済するための受け皿を目指す。党名は「民主党」を検討している。 新党には赤松広隆元衆院副議長(愛知5区)、佐々木隆博氏(北海道6区)、辻元清美氏(大阪10区)、阿部知子氏(比例南関東)らが参加する見通し。民進党参院議員からは相原久美子、有田芳生、江崎孝、神本美恵子(いずれも比例)の4氏らが参加を検討している。 無所属で出馬することを表明した野田佳彦前首相は、自らのグループから希望の党に参加するメンバーもいるため、新党への参加には慎重とみられる。岡田克也元代表も参加しない見通しだ。
東京都の小池百合子知事が25日、国政新党「希望の党」結成を発表し、自ら代表に就任したことで、選挙の構図が激変する可能性が出てきた。小池氏は政権批判にかじを切り、自民、民進両党に揺さぶりをかけている。 小池氏は記者会見で、安倍晋三首相の解散方針を批判する一方、民進党に対しては「党丸ごとというより、政策に同意してもらえるかだ」と個別参加を呼びかけた。新党が描く「非自民・非民進」(若狭勝衆院議員)のスタンスが浮かび上がった形だ。 首相は25日の記者会見で「希望というのは良い響きだ。フェアに戦いたい」とエールを送ったが、自民党には警戒感が広がる。二階俊博幹事長は25日、小池氏が新党代表に就くことが次期衆院選へ与える影響について「大いにあるだろう」と厳しい表情で語った。森山裕国対委員長は自民党を離党した小池氏を念頭に「途中で主義主張の変わる政党や、新しい政党を作ることは軽々しくしてはいけないことだ」
全事故の90%以上が速度を守っているなかで発生 交通事故の原因というと、イの一番に「スピードの出し過ぎ」が頭をよぎるだろうが、本当にスピードは悪なのだろうか? 警察庁交通局のまとめた「交通事故の発生状況」という資料を見てみると、じつに興味深いデータが載っている。 「事故直前速度(※)別事故発生状況」のデータによると、人身事故の61%は時速20キロ以下で発生! 時速40キロ以下も28%で、なんと全体の89%が時速40キロ以下の低速域に集中している。反対に時速60キ超の事故は、たったの1%しかない。 ※事故直前速度=専門的には危険認知速度といい、ドライバーが相手車両などの危険を認知して、ブレーキを踏んだりハンドル操作などの危険回避措置を取る直前の速度のこと。 死亡事故に限ってみると、時速20キロ以下が18%、時速40キロ以下が26%、時速60キロ以下が38%と、速度域が中速域に移行してくるが、
麻生太郎副総理兼財務相は30日、「何百万人を殺したヒトラーはいくら動機が正しくても駄目だ」とした前日の発言を撤回した。ナチス・ドイツによるユダヤ人虐殺を「動機は正しい」と擁護したと受け取られかねず、野党などが反発。麻生氏は財務省で「あしき政治家の例として挙げた。真意と異なった話に伝えられている」と記者団に釈明する一方、「(発言した現場で)ヒトラーをほめたように聞こえた人はいない」と反論も展開した。 麻生氏は29日、自民党麻生派の研修会で講演した際、「(政治家になる)動機は問わない。結果が大事だ」という話の流れからヒトラーに言及した。講演は閣僚としての公務ではなかったが、麻生氏は30日、財務省のホームページに日本語と英語で「ヒトラーが動機も誤っていたのも明らか」などとする異例のコメントも掲載した。
マンションなど集合住宅のベランダでの喫煙に対する視線が厳しくなっている。近隣住民の喫煙による受動喫煙で悩む人たちが今年、全国組織の被害者の会を結成したところ、約2カ月半で会員が約820人集まり、不満が高まっていることが浮き彫りになった。公共スペースや店舗などでの喫煙のあり方が議論になって久しいが、「ホタル族」などによるプライベート空間での喫煙についても、ルール作りなどを巡って議論を呼びそうだ。 「どんな人が住んでいるのか分からず、なかなか言い出せませんでした」。千葉県の分譲マンションに住む40代の女性は、階下の男性のベランダ喫煙に苦しんだ。2年ほど前、室外から強いたばこのにおいが漂いはじめ、せきが出た。ストレスで顔にアトピー症状などの健康被害が出たため、病院を受診した。
自民党の石破茂元幹事長は19日のTBSの番組収録で、国税庁の佐川宣寿長官が就任記者会見を行わなかった対応を批判した。「地方で話を聞くと『税金を払いたくない』という人が出てきた。国税庁長官は『皆さん払ってください』という立場だ。それが一切公の場に姿を現さない。納税者一人一人と向き合っているのか」と述…
東京都の市場移転問題を巡り、豊洲市場(江東区)と築地市場(中央区)の双方に市場機能を残す「豊洲移転・築地再開発方針」の最終判断に関する記録が都に残っていない問題で、小池百合子知事は10日の定例記者会見で「一言で言えば政策判断。政策決定者である私が決めたということで、文書としては残していない」と理由…
辞表提出後に記者会見する稲田朋美防衛相=東京都新宿区で2017年7月28日午前10時51分、小川昌宏撮影 防衛省内からは28日、記者会見で正式に辞任を表明した稲田防衛相に対し、さまざまな声が聞かれた。 背広組幹部は、東京都議選の応援演説での失言などを念頭に「大臣も反省しないといけないことはあるし、確かに組織はうまく回っていなかったかもしれない」と振り返った。 陸上自衛隊幹部は東京都議選の応援について「…
安倍晋三総理大臣の腹心の友でゴルフ仲間、そして総理夫人のフェイスブックによれば「男たちの悪だくみ?」をする間柄の人物が理事長を務める学校法人「加計(かけ)学園」の獣医学部新設をめぐる特別扱いに関して、衆参両院の閉会中審査が行われた。参考人として出席した前川喜平前文部科学事務次官の答弁が、あまりにも堂々としていて「この人が嘘(うそ)をつく理由」というものをあれこれ想像してみたのだが、私の想像力が乏しいのか、一切思いつかない。 対する、「圧力をかけた側」「行政をゆがめた」と指摘されている側のキーパーソンは逃げ、もちろん最も説明責任を果たさなければならない総理大臣は「外遊」を理由に欠席し、本稿執筆時点でいまだ、本人が努めると言っていた「丁寧な説明」は、しようという気配すら感じられない。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く