トルコでは、昨年秋から始まった金融政策の失敗により未だに物価が上昇し続け、3月のインフレ率は前年比61.4%と、20年ぶりの高水準となりました。値上がりしているのは食料品や日用品などの生活必需品だけではなく、家賃と住宅価格も大幅な上昇を続けています。数年前にドル建てやユーロ建てなど外貨での賃貸契約や住宅の販売が禁止されたため、今日のような物価高では、1年後のトルコリラの目減りを見越して契約更新時に前年の2倍の家賃を請求されることも珍しくないそうです。事実、イスタンブールで働いている筆者の長女が下宿しているアパート(日本のマンション)では、3月中旬に、現在長女が支払っている家賃の2倍の金額で契約が成立したとのことです。 <家賃の例> 左側-イスタンブールの日本人駐在員が多く住む地域(10,000TL(約87,000円)~75,000TL(約65万円)) 右側-イスタンブールの庶民が多く住む地
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