防衛大臣の岸信夫は2021年4月27日の記者会見で、新型コロナウイルス感染症の予防接種ができる大規模センターを東京都と大阪府内に開設するよう、首相の菅義偉から指示を受けたことを明らかにした。 NHKによると、同センターは防衛省が主体となり厚生労働省や内閣官房と連携し、自衛隊が設置や運営などを行う。また、ワクチンの接種は医療資格を持つ自衛隊員が担当し、1日当たり1万人が接種できる規模のセンターになるとのこと。場所は大手町にある大手町合同庁舎3号館で、5月24日(月)に開設予定だ。約3カ月間運営する方針。大阪の会場についても、自衛隊が設置や運営などの支援を行う形で調整を進めている。大手町の予防接種センターは埼玉、千葉、東京、神奈川の4都県の高齢者が主な対象となる。 ※2021年5月27日加筆 5月17日から防衛省の特設サイトおよびLINEチャンネルで、オンライン予約がスタートした。混乱を避ける