米民泊大手のAirbnb(エアビーアンドビー)は20日、岩手県釜石市と観光促進に関する覚書を締結した。Airbnbが日本の自治体と手を結ぶのは初めてのことだ。釜石市は2019年に開催予定のラグビーワールドカップの会場の1つ。観光客の増加を見込み、いち早く協力を決めた格好だ。もっとも、旅館業法の絡みから規制緩和の実験区である国家戦略特区でないと手掛けられない民泊ビジネス。特区でもない釜石市が手を挙
【東京支社】東日本大震災で津波被害を受けた釜石市鵜住居(うのすまい)町で掘り起こされたスイセンの球根が、東京都千代田区の「庭のホテル」で花を咲かせた。被災地への関心を高めてほしいと同市の鍼灸(しんきゅう)マッサージ師、古川貞治さん(38)が東京都のNPO法人日本リザルツ(白須紀子代表)に球根を託した。津波を乗り越えた球根が大都会の真ん中で再び命を輝かせ、被災地との心をつないでいる。 同法人が釜石市で復興支援活動をしていた縁で受け取った球根。これは津波で行方不明になっている古川さんの親戚が育てていた。津波で被災し、全てを失った古川さんにとって、残された大切な球根だった。 同ホテルの福井瑞樹セールスマネジャーは、「本当に感動した。一度海水をかぶったのに芽だけでなく花まで咲いた。こちらが逆に勇気をもらっている」と喜ぶ。県内外で津波の記憶の風化が進んでいると感じる中の吉報に古川さんは「県外の人が花
風力やバイオマスで自給率35%へ、復興を加速するエネルギー拡大戦略:エネルギー列島2013年版(3)岩手 岩手県は2020年までに電力需要の35%を再生可能エネルギーで供給する計画を推進中だ。特に拡大が期待できるのは風力発電で、洋上における事業化の検証も始まった。釜石市をはじめ各市町村が復興を目指して意欲的に取り組む。豊富にある木質バイオマスを活用する動きも広がってきた。 東日本大震災の被災地では再生可能エネルギーの重要性を強く感じとった地域が多くあった。震災後に発生した長期におよぶ停電と燃料不足の中で、貴重なエネルギー源になったのが太陽光発電や薪ストーブだったからだ。 そこで岩手県は震災後に策定した「地球温暖化対策実行計画」の中で、省エネと創エネによって2020年度までに県内の電力需要の35%を再生可能エネルギーで自給できるようにすることを目標に掲げた。 特に意欲的に拡大計画を進めている
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