小林製薬は、アンメルツヨコヨコという、肩こりや筋肉痛の製品(第三類医薬品とHPにある)でよく知られた会社である。身近な一般用医薬品で、私もお世話になったことが何度もある。 【写真】警察が押収した「山健組組長」メモにあった「司」「高山」の文字 東証プレミアム市場に上場している会社で、時価総額は2020年には1兆円近くにまでなっており、現在でも約4000億円という優良な会社である。 今年1月15日、紅麹を使ったサプリメントによる健康被害があったと疑われる通報が小林製薬にあったにもかかわらず、その公表は3月22日になって初めてなされた。直後にこれを報じた4月3日の『夕刊フジ』で、私は「『口に入れるサプリメント』である以上、ことは悪質かつ重大」とコメントした。 さらに小林製薬が「上場企業でありながら同族経営を継続できているのは独立取締役が『つっかえ棒』の役割を果たしているからだ。」と述べ、さらに「