「チリ北部は世界最大の太陽光発電の可能性を秘めた場所だ。世界最大だぞ!なぜ南部にダムを建てたがるんだ?気違い沙汰だ。まったくの気違い沙汰だよ」 2011年5月にアルトゥーロ・メリノ・ベニテス国際空港からサンチアゴのホテルに向かうタクシーの中で運転手が言ったこの言葉は、それから私の頭をずっとはなれませんでした。ほんの数日前にチリ当局が10億ドルの巨大なハイドロ・アイセン・プロジェクトを認可したばかりでした。それはパタゴニアで最も野生の状態の2本の川に5基のダムを提案するものでした。……環境影響評価はひどく、またチリの大多数が反対しているにもかかわらず。この認可の直後、国中で抗議デモがはじまりました。過去20年間で最大のものです。 私がチリに来ていたのは抗議に参加するためではありません。目的は〈NRDC(自然資源防衛協議会)〉が出した、チリにおける共通基準エネルギー原価*の新しい研究結果を発表
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く