(ブルームバーグ):「乗っ取り屋」の異名をとるエドワード・ブラムソン氏は寡黙なニューヨーカーだが、シティーの流儀に反するやり方がロンドン金融界を揺るがしている。ブルームバーグ・マーケッツ誌3月号が報じている。 サドラーズ・ホールに集まったのは、ロンドンでも有数の古い歴史を誇る株式上場のプライベートエクイティ(PB、非公開株)投資会社、エレクトラ・プライベート・エクイティ の株主。華麗な装飾のシャンデリアの下で激しい議論が繰り広げられると予想していた。同社の役員や経営陣は会場の前列に陣取り、遅く会場入りしたブラムソン氏と同氏が率いるシェルボーン・インベスターズの面々は後列に座った。 この会合が開かれた昨年10月、シェルボーンはエレクトラの株式20%を取得しており、同社取締役会から1人を排除しブラムソン氏ともう1人を加えるよう提案、株主説得を図っていた。数週間前の書簡で同氏は、エレクトラ
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