アメリカのIT企業、マイクロソフトはスマートフォンの販売が低迷するなか、経営の効率化を図るため、携帯端末部門を中心に最大で7800人の従業員を削減すると発表しました。 マイクロソフトは去年、フィンランドの通信機器大手、ノキアの携帯端末部門の買収を完了したあと、効率化を図るため1万8000人の従業員の削減を表明していましたが、業績の低迷から追加の削減を迫られた形です。 マイクロソフトは基本ソフト「ウィンドウズ」への依存から脱却するため、ネットを通じてデータの保存などを行うクラウドの事業と携帯端末の事業を中核に据えて改革を進めていますが、世界でのスマートフォンの市場シェアは僅か2%程度で、アップルやグーグルに大きく水を空けられています。 マイクロソフトは今月29日、これまでパソコンとスマートフォンで別々だった基本ソフトを一本化して連動性を高めたとする、最新のソフト「ウィンドウズ10」の提供を始