いま、目の前にA4で30ページの英文の仕様書があるとしよう。中身はまだ、まったく見ていない。さて、これを読んでレビューするのに、どれくらい時間がかかるだろうか? わたしの場合、答えは簡単だ。集中できる時間で、ほぼ2時間かかるだろう、と予測できる。なぜかって? わたしの仕事のパフォーマンス値によれば、英文の文書をきちんとレビューするのに、1ページ平均約4分間かかるからだ。30×4=120分で、ちょうど2時間になる計算だ。 ただしこれは、正味作業時間(Net working time)である。現実には、しずかに集中できる時間を、2時間も連続して確保するのはむずかしい。電話や上司の呼び出しやメール・打合せなどによる割込がある。だから、着手から完了までのグロスの時間(Elapse time)はもっと長くなるだろう。それでも、半日で終わる仕事なのか、3日かかる仕事なのかは明らかである。1ページ4分間
ユーザーの使用しているアプリやサービスなどから収集した個人情報をユーザー自身が取捨選択して販売できる、というトンデモないサービスが「Datacoup」です。アカウント認証API(OAuth)を使ってTwitterやFacebook、Google+などのサービスと連携させることで各サービスから情報を収集して販売したり、クレジットカードやデビットカードの取引情報などを販売したりもできてしまう、ということなので実際にどんなサービスなのか確かめてみました。 Datacoup - Reclaim your personal data http://datacoup.com/ トップページにある「Sign Up」をクリックしてまずはアカウント登録を行います。 上からメールアドレス・パスワード・確認用に同じパスワードを入力したら「Signup」をクリック。 これでDatacoupへのログインは完了。「L
はじめに ビッグデータとデータ保護の問題については、現在各国において議論されているところであり、以前取り上げたとおり、米国では2014年5月1日に「ビッグデータ:機会の獲得と価値の維持」が公表されたところである(「パーソナルデータの匿名化に関する米欧の議論動向~最新公表レポートから」)。 本テーマと同様のレポートが、英国のデータ保護機関である情報コミッショナーオフィス(Information Commissioner Office: ICO)から2014年7月28日に公表されているため、本レポートの概要をまとめる。また、あわせて現在英国のビッグデータ活用において議論となっているCare.dataの議論動向についても紹介する。 英国における「ビッグデータとデータ保護」 2014年7月28日に英国のデータ保護機関であるICOは「ビッグデータとデータ保護」と題するレポートを公表した(※1)。本レ
1986年滋賀大学経済学部卒業後、リクルート入社。7年間人事担当採用責任者として新卒、中途、留学生、外国人など多岐にわたる採用を担当し、同社の急成長を人材採用の側面から支える。退職後、株式会社クライス・アンド・カンパニーを設立。リクルートで実践した「企業力を超える採用」の実現のため1000社を超える顧客にそのノウハウを提供、さまざまな分野の支援を実現。また個人へのキャリアコンサルティングは1万名を超え、「個人の本気に火をつける」面談には定評がある。1963年生まれ。 これで絶対後悔しない!35歳からの転職力養成講座 かつては「35歳が限界」と言われた転職。しかし今では35歳以上のビジネスパーソンも転職ができる時代に変わりつつある。そんな35歳以上の大人が転職する際、人生の重要な決断を失敗しないためには、どのように行動すればよいのだろうか。これまで数多くの人の転職を成功に導いてきたキャリアコ
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