高かった(1万5000円くらい)が決断して購入。2004年のリプリント版で限定220部のうちの一冊。ブログを見回すとこの版を購入した二百二十分の一のお仲間は、この方。James E.Reibmanの手になる解説が非常にいい。 Roger Sabinらの伝統的ともいえる「コミック・コード:ワーサム主犯説」に異を唱えている。また最近のワーサム研究の流れであるが、実証的な見地から、ワーサムの業績評価が簡潔にまとめられてもいる。 先のトンデモ本大賞の席上で、山本弘と学会会長は、概ね次のように言い放っていた。 「(ワーサムが原因ではなく)コミックコードの導入を当時のコミック産業の人たちが行った、と(増田本は書いてるが)当時のコミック出版社の連中は胡散臭い(? ここの誹謗中傷系表現ど忘れ)やつらで、そんなことできるわけがない」。 しかし山本氏の発言とは異なり、当時、ワーサムへの批判キャンペーン(結果的