CJ WERLEMAN (1) という批評家のアメリカ合衆国における新無神論ムーブメントに関する記事を Salon.com というオンライン雑誌でいくつか読んだら、面白かったので、ちょっとまとめてみマス。 新無神論ムーブメントというのは、911 以後米国で活発になった世俗主義の動向で、2004年のサム・ハリスの『End of Faith』を皮切りに、ぞくぞくとそれに関する著作が発表され、ベストセラーになったことから始まる(ソウデス)。ハリスの本の他にリチャード・ドーキンス『神は妄想である』(2006)、ダニエル・デネット『解明される宗教』(2006)、故クリストファー・ ヒッチンス『God is not Great』(2007)が代表的な文献だそうだ。(ヒッチンスには『アメリカの陰謀とヘンリー・キッシンジャー』というキッシンジャーぶっ叩き本と『トマス・ペインの「人間の権利」』 の邦訳が )