blog.tinect.jp リンク先は本を読むのが苦手な人の話だが、読んで、インターネットにおける読解力も同じだな、と思った。 今、インターネットには短い文章が氾濫している。LINEやSNSはもちろん、医療や国際政治といった重要な問題を“解説”する文章もずいぶん短い。本来なら長い文章を費やし、込み入った問題を紐解かなければならないようなトピックスも、びっくりするほど短い文章で“解説”されている。 そのような“解説”は読者のニーズに合っているらしく、長くて複雑で結論を慎重に留保するような文章よりも、短くてシンプルで結論に飛び付くような文章のほうが人気を集めやすい。今、インターネットで人気を取れる文章を書き綴るなら、「本を読むのが苦手な人」、あるいは「長文を読む意思や能力を持たない人」をターゲットとしたほうがヒットしやすい。 そもそも、インターネットの読者の読解力とはいったいどれぐらいのもの
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